千葉県ご当地ラーメンの味を京葉道路「幕張PA」でも!? バイクで行く高速道路グルメ
千葉県勝浦市の名物「勝浦タンタンメン」、そして千葉県富津市竹岡発祥の「竹岡式ラーメン」をミックスさせたような味を、京葉道路「幕張PA(pasar幕張)」(上り)で発見、早速食べてみました。
「勝浦」ならぬ「下総タンタンメン」は、「竹岡」とのコラボ?
千葉県勝浦市のB級グルメとして人気の高い「勝浦タンタンメン」は、醤油ベースのスープにラー油、唐辛子で炒めた豚ひき肉と、刻み玉ネギがたくさん入っています。そして千葉県富津市竹岡が発祥の「竹岡式ラーメン」は、チャーシューを煮込んだ醤油ダレのスープに、刻み玉ネギやチャーシューが入っています。こうしてみると、このふたつのご当地ラーメンには共通するところがあり、相性も良さそうに思えます。

バイクで京葉道路を移動中に立ち寄った「幕張PA(pasar幕張)」のフードコートで、「下総タンタンメン 白浜軒」が気になりました。タンタンメンの専門店のようですが、「竹岡式チャーシューメン」(1089円)もメニューに並んでいます。
そこで「千葉ご当地!」と書かれた看板メニュー「下総タンタンメン」を味わうべく、「下総タンタンメン&ミニチャーシュー丼セット」(1144円)を注文してみました。
出来上がりを見ると、いかにも辛そうなタンタンメンです。「勝浦タンタンメン」や「竹岡式ラーメン」にも共通する「刻み玉ネギどっさり」で仕上げられた一品となっています。
さて、この「下総タンタンメン」を実食してみると、やはり後からくる辛さがあります。「勝浦タンタンメン」は漁師や海女さんが仕事帰りに、冷えた体を温めるために重宝したと言われていますが、それに通ずる辛さはバイクで走行して冷え切った体にもたまりません! 体が温まります。

ひき肉やラー油たっぷりのスープにツルツルの麺がよく絡まり、喉越しも抜群。玉ネギの甘みが、少しだけ口の中を辛さから和らげてくれるようです。
ミニチャーシュー丼の上にもひき肉と玉ネギ、少量のスープと一緒にいただきましたが、この味は白米にも非常に合うのです。寒い季節には最高の一品だということが分かりましたが、あえて暑い季節に食べてみるのも良いかもしれません。