333.5万円から!! 極太リアタイヤの個性派スポーツ・クルーザー スーパーカーを彷彿とさせるドゥカティ新型「XディアベルV4」発売
ドゥカティ・ジャパンは、2025年2月に「ドゥカティ・ワールド・プレミア2025」で発表された新型スポーツ・クルーザー「XDiavel V4」を国内導入し、2025年10月4日より全国のドゥカティ正規販売店で発売開始します。
エレガントなマッスルボディ!? MotoGP由来のV4エンジン搭載
ドゥカティ・ジャパンは、2025年2月に「ドゥカティ・ワールド・プレミア2025」で発表された新型スポーツ・クルーザー「XDiavel V4(エックス・ディアベル・ブイ・フォー)」を国内導入し、2025年10月4日より全国のドゥカティ正規販売店で発売開始します。価格(消費税10%込み)は333万5000円から、カラーバリエーションはバーニング・レッドとブラック・ラヴァの2タイプが用意されています。

2016年に新登場した「Xディアベル」は、2011年から販売されているマッスル・ロードスター「ディアベル」をベースに、ホイールベースを伸ばし、フォワードステップやエレガントなスタイルが与えられたスポーツ・クルーザーです。
先代モデル「Xディアベル1260」のコンセプト(マッスル、洗練、ハイパフォーマンス)を再定義し、エンジンからフレーム、車体デザインなどすべてを新設計し、フルモデルチェンジとして新型「Xディアベル V4」が登場しました。
新たに搭載されるMotoGP由来のV型4気筒「V4グランツーリスモ・エンジン」は、ジャイロ効果を低減させ、俊敏性を高めるカウンター・ローテーティング(逆回転)クランクシャフトを備え、排気量は1158cc、最高出力168ps/10750rpm、最大トルク12.8kgm/7500rpmを発揮します。
信号待ちや極低速の低回転時には後方2気筒を休止させ、燃料消費量を削減しながらも先代モデルのV2エンジン同等のトルクで扱いやすく、アクセルを開けるとともに4気筒が作動し、4本出しのエグゾースト・エンドパイプから胸のすくような高周波サウンドを奏でながら高回転域までスムーズなパワー上昇を実現しています。
3つのパワーモードと4つのライディングモードは、アスペクト比8:3の新しい6.9インチTFTカラー・メーターパネルから走行シーンに応じて選択可能となっています。
アルミニウム製片持ち式スイングアームにはアメリカン・マッスルホイールを彷彿とさせる表面に研磨加工が施された星型5本スポーク・ホイールを装備し、240/45サイズのピレリ製「ディアブロ・ロッソ3」を装着することで視覚的に迫力のあるリアビューとなっています。
また快適性も大幅に向上しており、人間工学に基づいたライディングポジションは、先代モデルよりハンドルバーが20mm低く、14mm手前に配置され、フォワードステップのフットペグは±20mm範囲で調整可能。シート高は770mmと低く、またシート形状を見直してシートフォームは54mm厚く、パッセンジャー・シートは幅+30%、長さ+50%、厚さ+25mm増し、標準でグラブハンドルが付属します。

発売に先駆け、東京・渋谷で開催されたプレス発表会にはプロダクト・スポンサーのRocco Canosa氏が登場し、ドゥカティならではのデザイン性とMotoGP由来のテクノロジーが盛り込まれたハイパフォーマンス・クルーザーについて語られました。
こだわりのデザインはディテールにまで注目して欲しいとともに、先代モデル「Xディアベル1260 S」比で6kgの軽量化を実現した車重は229kgと巨体ではあるものの、サイドスタンドを払うために車体を起こした瞬間に体感できる「軽さ」は、走行時の運動性能にも大きく寄与することが強調されました。
そして次回来日した際は、東京のストリートでこのバイクがたくさん見られることを期待している、と笑顔で話しました。
なお、新型「Xディアベル V4」の発売に合わせて、2025年10月4日(土)から11月2日(日)の期間にデビューフェアが開催されます。正規販売店での試乗と見積もりでオリジナル・タンブラーがプレゼントされます(なくなり次第終了)。