“回転パーツ”の中心にはコイツがいる! スムーズな動きに欠かせない「ベアリング」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「ベアリング」についてです。
摩擦を軽減して、パーツをスムーズに作動させる
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「ベアリング」についてです。

ベアリングとは回転するるパーツの摩擦を軽減し、スムーズに動くようにするパーツです。
例えばホイールの中心(ハブ)とアクスルシャフト(車体とホイールを繋ぐ軸)の間。ここにベアリングが装備されていますが、もしベアリングがなければハブとアクスルシャフトが直接密着し、ホイールが回転することでそれぞれが削れてしまいます。そうならならないように、ベアリングを間に入れて摩擦が起きないようにしているのです。
ベアリングには「ボールベアリング(玉軸受)」と「ニードルベアリング(針状ころ軸受)」があり、それぞれボール(球)とニードル(針)を使って、互いの緩衝となっています。
また、ベアリング自体が回転摩擦によって損傷しないように、グリスをたっぷりと塗らなければなりません。ベアリングの種類によっては定期的なメンテナンスを怠ると、グリス切れを起こしてベアリングの破損に繋がりますので、注意が必要です。






