“オン”と“オフ”を融合した万能レーサー!! 一度で二度楽しい!? 「スーパーモタード」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スーパーモタード」についてです。
舗装路とダートの両方を走るクロスオーバー競技
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スーパーモタード」についてです。
スーパーモタードとは、舗装路とダートを組み合わせたコースで争われるモーターサイクル競技で、「スーパーモト」とも呼ばれます。
ロードレースの高速コーナリング、モトクロスのジャンプ、ダートトラックのスライド走行など、オンロードとオフロード双方のテクニックが求められるのが特徴です。
なお、舗装路とダートの比率は大会やコースによって異なり、よく言われる「舗装8割・ダート2割」と決まっているわけではありません。
FIMでは現在もスーパーモト世界選手権(S1GP)が開催されています。

ルーツは1979年にアメリカのテレビ番組『ABC Wide World of Sports』の企画として始まった「スーパーバイカーズ(Superbikers)」にあります。
ロードレース、モトクロス、ダートトラックなど異なるカテゴリーのトップライダーを集め、「誰が最も総合的に速いのか」を競わせたもので、これが現在のスーパーモタードの原型となりました。
その後ヨーロッパで「Supermotard」として発展し、独立したひとつの競技カテゴリーとして定着したのです。
競技車両はモトクロッサーなどをベースに、17インチホイールとオンロード向けタイヤ、強力なブレーキなどを装着するスタイルが一般的です。
また、このスタイルは公道モデルにも広がり、現在ではカワサキ「KLX230SM」やスズキ「DRZ-4SM」などがラインナップされています。
これらのモデルも「スーパーモタード」や「モタード」と呼ばれていて、舗装路での軽快なハンドリングを楽しめるスポーツバイクの1ジャンルとして定着しています。





















