往年のツーリング自転車をレストアする バイクやクルマだけじゃない奥深き世界とは?

現在のロードバイクやクロスバイクは簡単に車輪の着脱が行える「クイックリリース」という機構が用いられている。これはイタリアのカンパニョーロによって開発され、世界的に普及したもの。この車両はそれ以前のウイングナットによる固定方式が再現されている(写真提供/サイクルグランボア)
「2020ハンドメイドバイシクル展」に出展されていた車両。お客さんから持ち込まれた1950年頃のフレームに「シクロランドナー」という1920年代から1950年代末まで生産された変速機を組み合わせて製作された。いま60歳代のサイクリストにとっては憧れの一品であり、レストアを依頼するユーザーは多いという(写真提供/サイクルグランボア)
1950年代の「ルネ・エルス」をフレームのみの状態から復元したもの。フランスのランドナーの黄金期には、性能と製造技術を競う大会が各地で開催されており、この「ルネ・エルス」をはじめ「アレックスサンジェ」「ルータン」といった工房が様々な高性能モデルを走らせて好成績を収めた。現代の自転車と構造が大きく異なるため、変速機やブレーキまわりは多くの部品を新規に作製し、システムごと復元が行われている(写真提供/サイクルグランボア)
お客さんが1980年代に製作した「アレックス・サンジェ」をレストアすると共に各部メカを1950年代の仕様に変更したもの。ランドナーに対する高度な知識やノウハウがあってこそ可能な仕事(写真提供/サイクルグランボア)
『I’sバイシクル』(京都市右京区竜安寺塔ノ下町1の8 電話/075-461-0835)土屋氏が店長を務めるサイクルグランボアの直営店。オリジナル自転車ブランド「グランボア」をはじめ、ランドナーとビンテージ自転車を専門に扱う(写真提供/サイクルグランボア)
『I’sバイシクル』(京都市右京区竜安寺塔ノ下町1の8 電話/075-461-0835)土屋氏が店長を務めるサイクルグランボアの直営店。オリジナル自転車ブランド「グランボア」をはじめ、ランドナーとビンテージ自転車を専門に扱う(写真提供/サイクルグランボア)
2020年1月に開催された「ハンドメイドバイシクル展」に出展された車両。往年のツーリング自転車の繊細な意匠が随所に盛り込まれている
現在の自転車のように部品が規格化されていないため、変速機の取り付けはフレーム側の加工が必須となる。レストアされた車両はもちろん当時と同じ仕様で台座が製作されている(写真提供/サイクルグランボア)
変速レバーやフロントの変速機、キャリアなどは資料をもとにグランボアの工房で新たに製作。外観は当時の雰囲気を忠実に再現するが、現代でも実用できるよう機能をアップデートさせる事もある(写真提供/サイクルグランボア)

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