車体は薄汚くても、エンジンだけは美しく!! 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフVol.14

鋳鉄シリンダーとシリンダーヘッドとヘッドカバーは、すべてブラックの耐熱エンジン用缶スプレーを吹き付けて、CVジュニアで強制乾燥させました。1時間以上焼いてから自然乾燥させることで、ガソリンはもちろんパーツクリーナーを吹き付けても簡単にペイントは溶けなくなります。C100キャブにはティクラーがあるので、耐ガソリン性良好なエンジンペイントに限ります
デイトナから発売されているエンジン部品用の缶スプレー「耐熱ペイント・エンジン用」のブラックには「ツヤあり」と「半ツヤ」の2タイプの黒があります。好みで選べるのが嬉しいです。耐熱シルバーは、メーカー純正クランクケースカバーのシルバーに近い雰囲気になります。取材協力/デイトナ
見るからに薄汚いエンジンカバーは、サンドブラスト処理でまずは汚れを落とし、その後、600番の耐水ペーパーで水研ぎしてから耐熱シルバーでペイントしました。30分程度自然乾燥させてから、CVジュニアで140℃、1時間以上の強制乾燥で美しく仕上げました
スーパーカブC100のメーカー発表最高速は、確か75km/hだったと思いますが、オイルポンプを持たないエンジン構造なので、無理をするとクランクシャフトにダメージが及びます。巡行スピード限度は60~65km/hとして、メーター読みで70km/h以上は、出ますけど出さないようにしています
全体的に程度が良かったC100ですが、せっかくエンジン降ろして分解メンテナンスするのなら、見た目のお化粧直しも……となりました。クランクケースカバーのシルバーペイントは完全に落ちていましたが、このシルバーが美しくなるだけで見た目は様変わりします
分解したピストンはSTDサイズで、リング交換だけでも復帰できると思いましたが、小排気量車はわずかなオーバーサイズでも圧縮圧力が高まり、パンチ感が出る=ピストンクリアランスが規定値へ戻るのが良いのです。今回は、ホンダ純正の075オーバーサイズピストンとピストンリングへ交換しました。取材協力/iB井上ボーリング
カバーを取り外した時に、内側の汚れ方からして「50年以上!? ノーメンテだった!?」様子を伺い知れる汚れ方でした。しかし、ご覧の通り美しい仕上がりになりました。エンジンスタート時にガソリンをオーバーフローさせるティクラー付きキャブなので、耐ガソリン性が良好な耐熱エンジン用スプレーが心強いです
カーベックから発売されている小型乾燥機「CVジュニア」は様々な場面で利用できる優れものです。ペイントの焼き付け乾燥だけではなく、固着したブレーキキャリパーピストンを分解する際にも使い勝手は良好です。C100のクランクケースカバーなら、一度に左右2個とも同時乾燥が可能になります。取材協力/カーベック

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