Moto3クラスに参戦中の小椋藍選手、手堅い走りでポイントリーダーに躍り出る!

MotoGP第3戦カタロニアGPのMoto3クラスは、序盤から大集団の接近戦となり最終ラップまで熾烈な争いが続きました。レースを制したのは、最終周にトップに立ったCIP GREEN POWERのD.ビンダー選手が優勝、総合ランキング2位の小椋藍選手は11位でしたが、A・アレナス選手の転倒により、ポイントリーダー躍り出ています。

11位の小椋藍選手、ランキング首位のA・アレナス選手の転倒でポイントリーダーに!

 MotoGP第3戦カタロニアGPのMoto3クラスは、今大会も序盤から大集団の接近戦となり、優勝かノーポイントかという厳しいレース展開となりました。

毎戦大集団で争われるmoto3クラス

 最終ラップ最終コーナーまで優勝の行方が分からない戦い大集団の戦いは、順位を入れ替えながらも最終周にトップに立ったCIP GREEN POWERのD.ビンダー選手が優勝、今季初ポールポジションを獲得したRivacold Snipers Teamトニ・アルボリーノ選手が今季3回目の表彰台獲得となる2位でフィニッシュ。第4戦チェコGPで初優勝を達成したLeopard Racingデニス・フォッジャ選手が3位表彰台に上がりました。

Honda Team Asia小椋藍選手ついにポイントリーダーに!

 予選24番手という厳しいグリッドから決勝に挑んだポイントランキング2位のHonda Team Asia小椋藍選手は、オープニングラップに10台抜いて14番手へ。その後も着実に順位を上げトップグループに加わり11位でフィニッシュしました。今大会、総合首位だったValresa Aspar Teamアルベルト・アレナス選手が転倒リタイアに終わったことで総合ランキングが逆転し、小椋選手が3点差で総合首位に浮上しています。

■Honda Team Asia小椋藍(Moto3 11位)

Honda Team Asia小椋藍

「今大会はいろいろ問題を抱えたまま解決することができず、難しいレースとなりました。しかし、レースでは自分のすべてを出しきれたので、パフォーマンス的にはよかったと思います。ペースがあと0.5秒速ければ、違う展開だったと思います。11位でレースを終えましたがポイントリーダーになりました。ポイントリーダーになれたことはうれしいですが、幸運なレースでした。次戦以降、ベストなリザルトを取れるように改めて挑戦します。Moto3は目まぐるしく状況が変わるので、もっとがんばらなければなりません」

※ ※ ※

 2020年MotoGP第10戦フランスGPは、10月11日に決勝が行われます。

【了】

【画像】MotoGP第10戦フランスGPmoto3クラスの画像を見る(4枚)

画像ギャラリー

最新記事