オンロードが気持ちよくなった! ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤヒマラヤ450」は空冷時代の「411」とは別物!? ~高梨はづきのきおくきろく。~
毎月「8」がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』です。今回は、ロイヤルエンフィールドのアドベンチャーモデル「HIMALAYAN 450(ヒマラヤ450)」の魅力についてお届けします。
空冷時代からの進化とは?
皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!
本日の「高梨はづきのきおくきろく。」は、ロイヤルエンフィールドのアドベンチャーモデル「HIMALAYAN 450(ヒマラヤ450)」をご紹介していくよ!
実は私がヒマラヤに乗るのは今回が初めてじゃないんだ。以前、空冷エンジンを搭載した「ヒマラヤ411」にも試乗したことがあるからこそ、新型のヒマラヤ450に乗って最初に感じたのは、「オンロードがこんなに気持ちよくなったんだ!」という大きな驚きだった。
担当者さんに話を聞くと、その理由は新開発された452ccの水冷単気筒エンジン「Sherpa 450」にあるそう。
空冷から水冷へと生まれ変わり、最高出力40PS、最大トルク40Nmを発揮。街中では扱いやすく、ワインディングではアクセルを開けるたびに余裕のある加速を見せてくれる。
実際に走り出してみると、その違いはダイレクトに伝わってきたよ。
まず印象的だったのはライディングポジション。ハンドルまでの距離に無理な窮屈さがなく、自然と上体が起きる姿勢になるから視界がとにかく広い!
景色をゆっくり見渡しながら走っていると、まるで世界が「さぁ、走っておいで」と歓迎してくれているような開放感があった。スポーツバイクで前傾姿勢になり、コーナーをテンポよく駆け抜ける楽しさとはまた違う。肩の力を抜いて景色を眺めながら、どこまでも走っていたくなる。そんな走り方を自然としたくなる一台だったよ。
旅を快適にしてくれる装備もしっかり充実している。
17Lの燃料タンクは、給油回数を気にしすぎることなく景色を楽しみながら距離を伸ばせる容量を確保。トランスミッションは6速で、アシスト&スリッパークラッチを採用している。
実際にクラッチを握ってみても操作はとても軽く、女性でも長時間握り続けて疲れにくそうな印象だった。
アクセルを少し開ければ、耳に届くのは低く心地よい中低音の鼓動。決して派手ではないけれど、「よし、これから行くぞ!」と気持ちを駆り立ててくれるようなサウンドで、走り出す前から旅への期待が高まったよ。
以前のヒマラヤらしい、どっしりとした安心感はそのまま残しながら、舗装路での走りは格段に洗練されていた。

一方で、押し引きは「やっぱり少し重いかな」と感じる場面もあった。
ヒマラヤ450の車重は約196kg。そこへ17Lの燃料タンクと、本格的なオフロード走行にも対応するロングストロークサスペンションが組み合わされていることもあって、車体を起こす時には重量感を感じやすい。でも、ひとたび走り出してしまえば、その重さは抜群の安定感へと変わる。
担当者さんが特に自信を持って話していたのが、SHOWA製サスペンション。路面の凹凸をしなやかに受け止め、シートポジションとのバランスもいいから、車体は数字以上に素直に動いてくれる。
高速道路でも安心してクルージングできそうだし、このまま峠道まで足を延ばしたくなった。
以前「411」へ乗った時も、「この高さやサスペンションのしなやかさは、舗装路よりもボコボコした道が似合うバイクなんだな」と感じた記憶がある。
でも450は、その走破性をしっかり残したまま、オンロードで走る楽しさが大きく増していたよ!

気になる足つきは、標準シートで825mm。シート位置は825mmと845mmの2段階から選べ、さらに純正オプションのローシートを組み合わせれば、最も低い設定で805mmまで下げることもできる。
身長158cmの私の場合、標準シートでは停車時にお尻を少し横へずらして片足を着くことで、しっかりと安定して車体を支えられた。
シート高のあるバイクの場合、お尻を少し横へずらして片足を確実に着くことに慣れると、一気に安心感が増すと思う。
停車中に気になったのが、車体が少し深く傾いて見えるサイドスタンド。最初は「これ、起こす時に大変そうだな」と思ったけれど、旧型より起こしやすいよう、サイドスタンドの仕様も見直されているとのこと。
砂利道や未舗装路でもしっかり車体を支えられるよう、あえてこの角度になっているんだ。こういう細かな部分にまで、世界中の道を旅することを考えた情熱とこだわりがギッシリ詰まっている。
装備面では、スマートフォンと連携してナビゲーションを表示できるトリッパーダッシュを標準装備。
知らない土地を走るツーリングでは、この装備があるだけで安心感は大きく変わりそうだね。

純正オプションも豊富で、今回装着されていたナックルガードをはじめ、ラリーシートやパニアケースなど、自分の旅のスタイルに合わせて仕上げられるのも魅力のひとつ。
担当者さんの言葉で特に印象に残ったのが、「日本では林道へ行く機会って、意外と少ないじゃないですか」という一言だった。
確かに、アドベンチャーバイクに憧れはあっても、実際に林道を走る人はそう多くない。その一言を聞いて、「だからオンロードがこんなに気持ちよかったんだ」と妙に納得した。だからこそヒマラヤ450は、本格的な悪路走破性を備えながら、街乗りやオンロードでも気持ちよく走れる性能を磨き上げたという。
無骨なアドベンチャースタイルなのに、都内のカフェへ乗って行っても自然と馴染む。普段は街を走り、休日になれば荷物を積んで、そのまま旅へ出る。
一台で何役も自然体でこなせる懐の深さこそ、このバイク最大の魅力なんだと思う。
私自身、スポーツバイクで峠をテンポよく駆け抜ける走りは大好きだ。でも、このヒマラヤ450と一緒なら、少しだけアクセルを緩めて走りたい。風を感じながら山の空気を吸い、流れる景色を眺めながら、余裕を持ってコーナーをつないでいく。速さを求めるんじゃなく、その道のりを楽しむ。
このバイクには、そんな“急がない贅沢”がよく似合っていたよ!
ということで本日はここまで。また8の付く日にお会いしましょ〜♪

Writer: 高梨はづき/hapi
(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!














