平塚市の国道129号沿い まるで「焼き菓子の迷宮」!? 多様な“自販機”が店内ビッシリ!! 24時間いつでも買える「湘南クッキーアウトレット」は足を伸ばす価値アリ
神奈川県の湘南・西湘エリアをバイクで走っていると、時折目に入る黄色い「湘南クッキー」の自販機があります。その本拠地、平塚市にある工場併設のアウトレットを訪れると、店内はまるで焼き菓子の迷宮でした。
湘南・西湘エリアの“ご当地”自販機!?
全国各地をバイクで走っていると、思いがけない自販機に出会うことがあります。神奈川県の湘南・西湘エリアでよく目にするのが、鮮やかな黄色の「湘南クッキー」という自販機です。
「湘南クッキー」は、湘南エリアを拠点に焼き菓子を中心としたお菓子の製造・販売をしている「株式会社湘南クッキー」という会社名に由来します。その本拠地(工場)が、平塚市東八幡(ひがしやわた)の国道129号沿いにあります。
地域情報サイトによると、平塚工場は1979年から稼働し、百貨店などでブランド商品(お菓子)を手がけるOEMメーカーとして歩んできたそうです。
製造過程で割れや欠けによる規格外品は、菓子業界で「九助(きゅうすけ)」と呼ばれるそうですが、これを地域の人へ手頃な価格で届けるために工場前で販売し、やがて無人で24時間販売できる自販機を導入し、2009年には「湘南クッキー」を事業として本格的に立ち上げ、オリジナル商品の開発も進めてきたのだとか。
「じゃこ瓦」や「潮」、「なぎさの小石」、「石だたみ」など、海や湘南・西湘の風景を思わせるネーミングも特徴で、黄色い自販機と白いキャラクターを見ただけで、「湘南に来た」と感じる人も多いのではないでしょうか。

最新の総設置台数は公式サイトでは公表されていませんが、2017年時点では、北は大和市、東は横浜市、西は小田原市まで広がり、100台を超えていたとのことです。
現在の公式サイトでは、平塚工場、平塚代官町、二宮駅南口、藤沢市辻堂、小田原市箱根口の5カ所を主な販売機コーナーとして案内しています。
これ以外にも、湘南・県央・横浜方面などで黄色い自販機を見かけることがあります。取材時にGoogleマップで検索すると、20カ所前後の関連地点が表示されました。ただし、現在も稼働している自販機の正確な総数は公表されていません。

今回訪れた工場に併設する「湘南クッキーアウトレット」は、店内へ入るとロッカー型やターンテーブル式など多種多様な自販機がビッシリ並んで壁を作っており、袋入りのクッキー、箱入りの贈答品、詰め合わせ、ケーキ類など種類も膨大です。
街角の自販機では見かけない商品も多く、どれを選ぶか迷う時間そのものが楽しい、まるで「焼き菓子の迷宮」でした。
店内をワクワクしながら見ている間にも、夫婦や仕事仲間らしいグループが次々と来店しています。無人販売所なので気兼ねなく商品を物色できます。
自販機では100円硬貨を使うものが多いため、1000円札の両替機も設置されていました。
ということで、まず購入したのは洋菓子ブランド「樫木の樽(かしきのたる)」の「アマレットクレープ」と「ラムメイプルクレープ」の2本セットです。価格は600円でした。しっとりした生地から洋酒の香りが広がり、これは明らかに大人向けです。コーヒーはもちろん、ウイスキーやブランデーなどの洋酒にも合いそうです。
そして意外と「当たり」と感じたのが、3枚入り90円の「あおさの磯」です。磯の香りと甘辛い味が調和し、クッキーともせんべいとも少し違う、後を引く美味しさでした。
目移りするほどたくさんの商品の中からほんの数点選んだだけですが、ハズレは無くどれも満足の味でした。
ここは24時間営業で定休日は無く、駐車場はクルマ6台分あります。各地の黄色い自販機で気軽に買うのも楽しいですが、豊富な品揃えの中からじっくり選ぶなら、「湘南クッキーアウトレット」まで足を伸ばす価値は十分にあると感じました。















