「第49回東京モーターサイクルショー」で、ママライダーが二輪車の交通事故防止と交通安全について考えてみました!(プロテクター編)
大盛況となった「第49回東京モーターサイクルショー2022」。二輪への関心が高まるとともに、万が一のアクシデントのリスクも多くなります。そこで、バイク用のプロテクターなど最新防護アイテムをチェックしてみました!
二輪市場の盛り上がりとともに考えたい交通安全!
大阪を皮切りに東京、名古屋で開催される「モーターサイクルショー」は、3月25~27日に東京ビッグサイトで「第49回東京モーターサイクルショー」が開催。ウィズコロナの時代に対応した「新しいイベント様式」として感染予防対策をとった上での開催となり、153社のモーターサイクル関係者が出展しました。

ちなみにバイク人口が最も多いと言われる世代の筆者。一人娘が先日原付免許を取得し、バイクに乗りはじめたばかりです。自分もバイクに乗っているにもかかわらず、いざ娘が乗るとなると心配がつきません。そこで「第49回東京モーターサイクルショー」の会場で、二輪車の交通事故防止と交通安全について調べてみました!
二輪死亡事故の原因となる損傷主部位は、頭部、胸部が大部分
死亡事故の原因となる損傷主部位は、頭部、胸部が大部分。2021年の警察庁交通局の発表によると、頭部が41.7%、胸部が27.0%となっており、頭部、胸部で7割近くを占めています。2017年では胸部が35.0%、頭部が33.4%と胸部へのダメージが死亡事故原因の1位なのです。

ライダーの胸部を事故や転倒の衝撃から守ってくれる胸部プロテクターは大切。着用率は少しづつ増加していますが、ヘルメットのような装着義務があるわけではないので、警視庁の調べによると2021年の着用率は8.6%とまだまだ低い状況です。理由は「着用が面倒」の割合が41.3%と最も多くなっています。

JMCA(一般社団法人 全国二輪車用品連合会)のブースでは、胸部プロテクターをズラリと展示。JMCA胸部プロテクター推奨制度を実施しており、衝撃吸収に関する規定の試験をクリアしたプロテクターには推奨ステッカーが貼られています。
基準となるのは欧州委員会(European Commission)が制定した安全性能基準を認定する「CEマーク」です。バイク用プロテクターでもさまざまな種類があり、胸部は「EN1621-3」に分類されています。レベル1とレベル2があり、レベル2の方が厳しい基準となっています。

推奨ステッカーは2種類あり、星マークで表示。星1がCEマークのレベル1相当、星2がレベル2相当となっています。プロテクターを購入する際には、CEマークの有無や推奨ステッカーを参考にしましょう!
プロテクター、システムエアバッグなど多彩な防護アイテム
東京モーターサイクルショーではバイクメーカーはもとより、バイク用アパレルやグッズメーカーも多数出展。胸部プロテクターは単体のベルトタイプ、ウエアに内蔵できるインナータイプなどが展示されていました。

老舗ライディングウエアメーカーの「KOMINE(コミネ)」ブースでは、胸部プロテクターの特集コーナーが登場! フルチェスト、分割式チェストなどがありますが、イチオシは着脱しやすい分割式でありながら、中心部を組み合わせることで一体型のフルチェストタイプになるプロテクター。防護性と利便性を追求し、進化しています。

プロテクション機能を重視したレーシングブランド「RSタイチ」ブースでは、2022春夏新作の展示とともにプロテクターコーナーも設置。「頭部と胸部を守ればほとんどの命は助かる」として、チェスト(胸部)プロテクターをはじめ、ニー(膝)、エルボー(肘)、バック(脊椎)がわかりやすく展示されていました。

コスパに優れた中国ブランド「SCOYCO(スコイコ)」では、カジュアルライディングシューズを大特集しつつも、プロテクターコーナーを設置しニーガードを参考出品していました。

着用するエアバッグブランド「hit-air(ヒットエア)」は、よりライダーの命を守ることに特化しています。ジャケットの上から着用するハーネスタイプの一体型エアーバッグ、エアバッグシステムを内蔵したエアバッグジャケット・ベストなどを展示。カートリッジボンベで炭酸ガスを気室内に送り込んで膨らますシステムで、一度使ったらカートリッジボンベを交換しなくてはなりません。実際に膨らんだ状態のモノも展示されているので、感覚的に理解できる貴重な機会です。
ほかにもカジュアルなライディング用アパレルも多数出展。保護パッド入りのジャケットやパンツがラインナップされており、どのメーカーも安全への意識の高さがうかがえます。普段使いできるカジュアルなタイプから、スポーツライディングに特化した本格的な物まで幅広くチェックできるところがショーのよいところですね!
車種や用途によって選べる多彩な防護アイテム
高校生の娘が原付バイクデビューして感じたことは、過剰にプロテクション機能を追求しても装備が重かったり動きにくかったりすると使ってもらえないこと。日常で使える便利さとプロテクション機能のバランスが大切だということです。

東京モーターサイクルショーでは、ニューモデルばかりでなくさまざまな用品の最新情報を知ることができました。素材から機能、デザインまで自分のライフスタイルに合わせたベストな防護アイテムを選ぶことができます。
娘が原付バイクデビューしたお祝いとして、プロテクター入りのライディングウエアをプレゼントしたいな。なんならお揃いコーデしたいかも…などと夢は膨らむのでした。











