一体どんなメリットが有る?高性能プラグの代表格「イリジウムプラグ」とは
プラグはバイクでも長寿命化が進んでいますが、点検や定期交換は行なう必要がある消耗パーツです。しかし、バイクは違いがダイレクトにわかりやすいだけに、高性能プラグも気になる存在でしょう。そんな高性能プラグと言えば、イリジウムプラグが代表格で、気になっている人も多いのではないでしょうか。そこで、なぜイリジウムプラグがいいのかを解説します。
イリジウムプラグの特徴とは?
プラグはバイクでも長寿命化が進んでいますが、点検や定期交換を行なうことが必須の消耗パーツです。しかし、バイクは違いがダイレクトにわかりやすいだけに、高性能プラグが気になっているという人も多いと思います。
そんな高性能プラグの代表格とも言えるのがイリジウムプラグで、気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、イリジウムプラグのメリット・デメリットをまとめてみました。

イリジウムプラグ最大の特徴は、中心電極が非常に細いという点です。一般的なプラグは鉛筆の芯ぐらい太さですが、イリジウムの場合はシャープペンの芯より少し太いぐらいの細さ。電極が細いことで、火花の密度が高まります。
たまに、電圧を上げて強い火花を飛ばすというようなパーツを見かけますが、こういったパーツはエンジン理論ではさほど効果は上がらず、一定のところで頭打ちとなります。
それよりも火花の密度を上げてやるほうが効果が高いとされていて、この点に特化して開発されたのがイリジウムプラグの細い電極というわけです。
イリジウムプラグのメリット・デメリット
具体的なメリットとしては、パワーアップや燃費の向上、始動性の向上など、エンジンの燃焼に関係する部分が向上します。また、電極が細いことで火花が発生する場所が一定になるため、回転が安定するという効果もあるなど、メリットが多いことで人気が高まりました。
最近では純正でも採用されているので、知らない間にイリジウムプラグを使っているかもしれません。
形状は従来のプラグと同じなので、サイズが合えば交換方法は一般的なプラグと同様。品番はイリジウムプラグ専用になるので、購入する際は互換性なども含めて、適合表でよく確認するようにしましょう。

一方のデメリットは、まず価格が高いこと。一般的なプラグの3倍から5倍ぐらいの違いがあるのが現状で、購入の際は前述したメリットを求めているかどうかがポイントになるでしょう。
そしてもうひとつが耐久性。火花が強いため、受け手側のL字電極の消耗が早いことがあり、これがイリジウムプラグ否定派の論拠になっている事がほとんどです。
実際に消耗は早く、L字電極の内側が丸くえぐれてしまいます。そうなると、プラグで重要なギャップ(すき間)が広がってしまい、不調につながる事も。この問題については、対策が施されたイリジウムプラグもラインナップされていて、L字電極にプラチナ合金を装着することで摩耗を防ぎ、長寿命化が実現されています。
ただ、価格はさらに高くなるのが難点。
そのほか、キャブレターとの相性がよくない場合があり、ガソリンと空気の割合の変化が激しいと、性能が引き出せないことがあったり、ガソリンが多いと発生するカブりにも従来のタイプより、弱い例も見られます。とはいえ、使えないレベルという訳ではないので、使用する場合は点検などをこまめにするようにしましょう。
ただ、その際にギャップの調整は不要で、新品時のまま使うのがイリジウムプラグの特徴のひとつです。
最後に製品的な注意点になりますが、適合表を見て選んでもメーカーによって突き出し量など、各部の寸法が純正と異なる例があります。使用に問題はない範囲ではあるのですが、気になる場合は純正の型番や寸法を調べたうえで、選ぶようにしましょう。









