走れば大型らしい鼓動感がしっかり味わえて眺めている時間も楽しい!! クラシックかつモダンなスタイルのトライアンフ「スクランブラー900」の魅力に迫る!! ~高梨はづきのきおくきろく。~
毎月「8」がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』です。今回は、トライアンフのクラシックシリーズから「Scrambler 900(スクランブラー900)」の魅力についてお届けします。
見た目はワイルドだけど走り出せばとっても素直!
皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!
本日の「高梨はづきのきおくきろく。」は、トライアンフのクラシックシリーズから「Scrambler 900(スクランブラー900)」を紹介していくよ!
まず目を引くのが、右側にスッと伸びたアップマフラー。無骨さとクラシカルな雰囲気が絶妙に合わさっていて、「これぞスクランブラー!」と思わせてくれる存在感がある。
そんな見た目からは「重そう」「扱うのが大変そう」というイメージを持っていたんだけど、その印象は走り出してすぐに変わった。

驚いたのは車体の扱いやすさ。ハンドル幅が広いから車体を起こしやすく、押し引きも想像以上にラク。車重は224kgと決して軽いわけではないけれど、重心のバランスが良く、数字ほどの重さは感じなかった。大型バイクに慣れていない人でも、意外と扱いやすいと思う。
シート高は790mmで、数字だけ見ると少し高そうに感じるけど、車体がスリムなので足を真っすぐ下ろしやすい。身長158cmの私でもつま先が接地して車体の安定感もあって不安はほとんど感じなかったよ。
ライディングポジションも、アップハンドルのおかげで上体が起き上がり、肩の力がすっと抜けるリラックスした姿勢。目線も少し高くなるから前が見渡しやすく、街中でも周りの状況が把握しやすいんだよね。
これなら長時間のツーリングでも疲れにくそうだし、何より街中のカフェにふらっと立ち寄るようなカジュアルな服装にもぴったり合いそう!
大型バイクだけど、気負わず付き合えそう。そんな第一印象だったよ。

走り出して一番印象的だったのは、やっぱりエンジン。アクセルを少し開けただけでグッと前へ押し出してくれる力強さ。この余裕ある走りは、80Nmという最大トルクを3250rpmという低回転で発生する排気量900ccの並列2気筒ならでは。
停止からアクセルを開けた瞬間に響く「ドコココッ」というサウンドも気持ちよく、走り出すたびにワクワクさせてくれる。
乗車中もドコドコとした鼓動感とリズミカルな排気音が心地よくて、高速道路をストイックに飛ばすよりも、景色を楽しみながら「一般道を時速50~60kmでトコトコ流している時が一番気持ちいい!」と思えるようなエンジンだった。
フロントタイヤは19インチと少し大きめだけど、コーナーでは思っていた以上に素直なハンドリング。
さらに切替可能なライディングモードも搭載されているから、突然の雨で路面が滑りやすくなっても安心感がある。
ちょっとしたフラットダート(未舗装路)を見つけた時も、「行ってみようかな?」って冒険心をくすぐられちゃうよね。

ブレーキもしっかり効いてくれるので安心感があり、教習所のクランクのような細かい切り返しもスッと曲がってくれた。
自然に車体が傾いていく感覚がとても気持ちよくて、「やっぱりトライアンフって乗りやすいな」と改めて感じたポイントだった。
一方で、この季節だからこそ気になったこともある。右足付近は熱がこもりやすくて、真夏の街乗りでは暑さを感じた。とはいえ、それも含めてスクランブラーらしい味のひとつなのかもしれない。秋や冬なら、逆に心地よく感じられそうだよ。
トライアンフのクラシックレンジは大きく900ccシリーズと1200ccシリーズに分かれていて、基本設計は2016年から続く熟成されたプラットフォームを採用し、排出ガス規制への対応を重ねながら長く愛され続けているのだとか。
2026年のマイナーチェンジでサイレンサーやサイドカバー、シート形状など細かなデザインが見直されて、より洗練されたスタイルへと進化した。
一方で、大きな性能変更はなく、このモデルらしい扱いやすさや乗り味はそのまま受け継がれている。
1200ccクラスのパワフルさも魅力的だけど、気負わずに毎日でも乗りたくなるフレンドリーさは、やっぱりこの900ccクラスならではの良さだなと感じたよ。

燃料タンク容量は12Lで、カタログ燃費(WMTCモード)は約23.2km/Lと、ツーリングで穏やかに走るともう少し伸びそうな印象!
燃料警告灯(給油ランプ)は残り3L(約9L消費時)で点灯するから、実質的に安心して走れる距離は200~230kmくらいかな。
わたしの感覚では、高速道路や幹線道路で休憩を挟みながら走ると、およそ3~4時間くらいの距離感。ずっと走りっぱなしだとお尻も疲れてくるので、150~180km走ったら、休憩がてら給油するというリズムで走ると、給油ランプの心配もまったくなく気持ちよく過ごせそう!
航続距離を競うようなバイクではないけれど、景色のいい場所や気になるカフェに立ち寄りながら走るなら、このくらいの容量がちょうどいいかも。
「スクランブラー900」は、見た目だけをクラシックに仕上げたバイクではなく、エンジンの造形や細かなパーツまで丁寧に作り込まれていて、眺めている時間も楽しいし、走れば大型らしい鼓動感がしっかり味わえる。見た目はワイルドだけど、付き合ってみるととても素直だった。
目的地まで最短距離で向かうより、その道中を楽しみたくなる。そんな時間を過ごしたい人にはもちろん、スクランブラーが気になっている人や、「大型って難しそう」と思っている人にも、一度体感してみてほしいバイクだったよ。
ということで本日はここまで! また8の付く日にお会いしましょう~♪

Writer: 高梨はづき/hapi
(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!














