横断歩道の途中まで歩いてバイク発進!これって法律上問題ないのか!?

エンジンをかけたままバイクを押し歩き!注意点ってある?

 なお、エンジンをかけたままの押し歩きについては、エンジンがかかっていることによりすぐに発進させることが可能なことから、運転状態にあるとみなされます。

エンジンをかけたままの押し歩きは、エンジンがかかっていることによりすぐに発進させることが可能なことから、運転状態にあるとみなされる
エンジンをかけたままの押し歩きは、エンジンがかかっていることによりすぐに発進させることが可能なことから、運転状態にあるとみなされる

 また歩行者通行帯上を運転していると判断され、取り締まりの対象となることもあるようなので、誤発進を防ぐためにも、エンジンを切って押し歩くとよいでしょう。

 さらに前項で挙げた道路交通法の文面には「”二輪の”原動機付自転車」とあるため、ホンダのジャイロシリーズなどのような三輪の原付バイクを押して歩いても、歩行者とみなされません。

 また側車付きのものや、他車両を牽引しているものも歩行者の対象外として扱われることも明記されているので、これらの車両は横断歩道などの歩行者用の通行帯を押し歩かないようにしましょう。

 そして車種以外にも注意すべき点があります。「該当する車両を押して”歩いている”者」と明記されているので、バイクに跨ったまま足でバイクを押し進めて横断歩道を渡る行為も、歩行者とはみなされません。しっかりとバイクから降りて、押し歩く必要があるようです。

※ ※ ※

 横断歩道や歩道などで、バイクのエンジンを切ってバイクを押して歩く行為は、違反とならないようです。うまく活用することにより、目的地までの所要時間を短くすることが可能です。

 しかし裏技のようなこの方法は、状況によっては他の歩行者に対し迷惑行為とみなされる可能性も高く、近くにいる歩行者を怪我させてしまう可能性もゼロではありません。バイクの歩行者化を活用する際には周囲の状況などを考慮し、十分注意しておこなうようにしましょう。

【画像】バイクを押し歩きの注意点を画像で確認する(10枚)

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