家の近所に欲しくなる定食屋さん発見! カブ散歩で垣間見る町の名店〜小野木里奈の○○○○○日和〜

『小野木里奈の○○○○○日和』は、世田谷区経堂にある定食屋さん『山角』に、わたしの愛車「スーパーカブ110」で散歩に出かけました。バイクに乗るには最高の季節、食とバイクで秋を満喫します!

スーカーカブ110で定食屋さんへGO!!

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。先日、埼玉県にあるオフロードヴィレッジで開催された『全日本モトクロス選手権 第7戦』を初めて観戦しました。実は、モトクロスという競技自体を見ることも初めてだったのです。

 モトクロスは客席との距離がとても近いので、大音量、バイクで巻き上げられた泥が飛んできたりなど、迫力が凄すぎです。まだ知識が浅く、ほぼ1人での観戦だったので最初は朝から夕方まで楽しめるか正直不安でしたが、競技の迫力で、なにも問題もありませんでした(笑)

 今回はタイミングよく、米国のAMAで活躍している下田丈選手(Team Honda HRC)がスポット参戦していたのも初観戦で運が良かったです。当日、私は愛車の『スーパーカブ110』に乗って、トコトコ下道で会場へ向かい、朝から夕方まで一日中観戦を楽しみました。下道で会場に向かったので現地まで時間はかかりましたが、一人でマイペースにストレスなく運転することができました。

気持ちの良い気候になってきたので“カブ散歩”も充実しています
気持ちの良い気候になってきたので“カブ散歩”も充実しています

 最近は少しずつカブで走る距離が増えてきました。ようやく暑さが穏やかになり、私たちライダーにとって気持ちの良い気候になってきたので“カブ散歩”も充実しています。今回のカブ散歩では、東京都世田谷区経堂にある定食屋さんに訪問してみました。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』は「カブ散歩日和」です。

 それでは、いってみましょう!

 経堂といえば、世田谷区のほぼ中心にあり新宿まで小田急線急行を使い約10分で着くほど都心に近い場所ですが、落ち着いた街並みの印象。私はそんな穏やかな街の中をトコトコとカブを走らせて静かな住宅街に入ると、『定食 山角』と書かれた小さなスタンド看板を発見!

カブを駐車場に停めて真ん中の入口のような所を奥に進んでみると、『山角』の入口を発見!
カブを駐車場に停めて真ん中の入口のような所を奥に進んでみると、『山角』の入口を発見!

 でも、おやおや?確かにこの建物の屋根にも同じ文字が書かれているし、ここにお店があるはずなんだけど、建物の窓には予備校のような別の文字が書いてあります。

 とりあえずカブを駐車場に停めて真ん中の入口のような所を奥に進んでみると、『山角』の入口を発見! なるほど、建物の手前は予備校で、奥は定食屋さんに分けられているようです。

 入口を開けると、想像以上に奥へ広く造られた店内でびっくり。外から見るとこんなに広いお店だとは思わなかったのです。定食屋さんだからカウンター席のみの小さい店舗なのかなと思いきや、カウンター席だけでなくテーブル席、さらには半個室席もありました。ここは元々あった喫茶店の居抜きのお店で営業しているそうです。

温かみを感じる手書きのメニューは、美味しそうな定食やおつまみ、一品料理ばかり!
温かみを感じる手書きのメニューは、美味しそうな定食やおつまみ、一品料理ばかり!

 温かみを感じる手書きのメニューには、日本の台所からよく出てくるような美味しそうな定食やおつまみ、一品料理が多く書かれています。個人的には日替わり焼き魚定食だけでも私が訪れた日、3種類もあるのが嬉しいかぎりです。魚定食が充実していることで既に大当たりのお店を見つけた気分になり、心が躍ってしまいます!まだ食べる前なのに…(笑)

 一品料理のおかずも+250円で定食にできるので、定食のレパートリーがさらに広がります!色々迷ってしまったけど、今日は焼き魚の気分ですしせっかくなので日替わり焼き魚定食の中から選ぶことにし、大好きな鯖塩焼き定食を注文。

 女性スタッフさんの元気よく響く掛け声を聞きながら待っていると、次々とお客さんが入ってきます。家族連れ、近所に住んでいるのか、職場なのか手ぶらで来る一人男性客、若い女性が女子会ランチしているなど、いろんな層の方々がいます。平日で駅前よりも人通りが明らかに少ない住宅地なのにも関わらず絶えずお客さんが来店されるのを見ていると、地元から愛されているんだなぁと感じます。

お料理が来るまでお店にまつわる本を読めば『山角』の魅力がさらに理解できる
お料理が来るまでお店にまつわる本を読めば『山角』の魅力がさらに理解できる

 山角は元々下北沢で営業していましたが、経堂に移転してきたんだそうです。お料理が来るまで店内に置いてある本を読んでみようと思い、たまたまこのお店が取り上げられた本にそう書いてありました。店員さんは定食を安い値段で出すためにも最小限の人数で営業しているため、会話をすることはありませんが、この本を読めば『山角』の歴史やお客さんへの思いがわかると思います。私は黙々と食べることに集中できる雰囲気も好きです。

【画像】スーパーカブとグルメの『カブ散歩』を画像で見る(10枚)

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