パワフルで速くて面白い! レーシングライダーの石塚健が初体験したホンダの船外機「BF350」の印象とは

レーシングライダーの石塚健選手が東京 夢の島マリーナで行われた、ホンダの船外機「BF350」の試乗会をレポートしてくれました。

ホンダの船外機「BF350」を初体験!

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。

こちらではバイクの試乗インプレッションをさせていただくことがほとんどなのですが、今回はタイトルにもある通り、「船」のインプレッションです!

 個人的に船といえば、これまでに乗ったことはあってもほんの数回しか記憶にありません。例えば横浜の無人島である猿島までの短い距離をフェリーに乗で行ったことがあったり、フランスのマルセイユからイフ島の要塞、シャトー・ディフまでの約20分の船旅など、そのくらいです。どれも観光船?遊覧船?といった類の船でした。

 そのため今回初めての船外機の取材と試乗。非常に楽しく、興味深く、貴重な体験をさせていただきました。

 ということで今回は、東京 夢の島マリーナで行われた、ホンダの船外機「BF350」の試乗会に参加してきたので、そちらをレポートしていきます!

ホンダの船外機「BF350」とレーシングライダーの石塚健選手
ホンダの船外機「BF350」とレーシングライダーの石塚健選手

 世界中のありとあらゆるボートに搭載されているホンダ船外機。例えばタイやインドネシアのタクシーボートやアメリカのUSCG(沿岸警備隊)など、様々な用途で利用されてきたわけですが、そんなホンダマリンの歴史は2024年で60周年となりました。

 節目となる今年の2月に発売されたホンダ船外機のフラッグシップモデルとなるのが、BF350。最大出力は350馬力!なんとホンダが誇るスーパーカー「NSX」にも匹敵する馬力なんです。

 これまでのホンダ船外機は、クルマのエンジンを船外機用に改良したものが大半でしたが、BF350は全くのブランニューモデル。

 新たに専用設計されたV型8気筒エンジンを搭載し、排気量4952ccの高い駆動力を実現しています。

 というようなプレゼンテーションの後は、すぐに試乗。乗る前にホンダのスタッフさんから酔い止めをいただいき、「え、そんな酔うの?」と一気に不安になりました。

 加えて、「海の上はかなり極寒だよ?」と周りに言われて、薄手のパーカーの上にバイクに乗る際にも着ているアウターを重ね着しているのにも関わらず、忠告されて更に不安になったのはここだけの話。いよいよ船に乗り込んで、出発です。

BF350は専用設計されたV型8気筒エンジンを搭載し、排気量4952ccの高い駆動力を実現している
BF350は専用設計されたV型8気筒エンジンを搭載し、排気量4952ccの高い駆動力を実現している

 最初はゆっくりだったので辺りを見回しながら、エンジン音に耳を澄ませたり、船内を歩き回ったりしていました。エンジン音をうるさいと思うことは、ありませんでした。

 止まるとローイング(横揺れ)がすごく、たしかに「酔うかも」と思いましたが、進みだしてしまえば安定してくれるので「意外とこんなもんか!」くらいな印象。

 ところがです!操縦士さん?キャプテン?が突然のフルスロットル!思っていたより何倍も速度が出て、びっくりした上に、この日は若干風が強く波が高かったので、船のピッチング(ボートが波などによって持ち上がったり下がったり縦揺れする状態)が激しく、どこかに捕まってないと飛ばされてしまう程でした。

 恐怖を感じるレベルの揺れでしたが、慣れてしまえばとても面白かったです。まとめると、これほどパワフルでスピードが出るとは思わず、とにかく圧巻でした。

【画像】ホンダの船外機「BF350」の試乗会を楽しむレーシングライダーの石塚健選手を画像で見る(10枚)

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