原付魔改造!! カワサキの2スト3気筒400ccエンジンをミニバイクに搭載!? 本人も苦笑いの動画に注目が集まる
かつてのカワサキの原付レジャーバイクに、同じくカワサキの2スト400cc3気筒エンジンを搭載してしまった魔改造の動画が話題を集めています。
原付魔改造! 2スト400ccエンジンを積んだクレイジーマシン
日本の2ストローク車のレストア・カスタム・メンテナンスを行う「Pete’s Classic Cycle」を営むピート氏が扱うマシンは往年の名車が多く、今や日本では旧車という位置付けのプレミア車ばかり。

そんなことを知ってか知らずか、ピート氏はミニバイクにカワサキ「マッハII」の400ccエンジンを積んだクレイジーマシンを制作。まさにジャジャ馬としか言いようの無いマシンを紹介しましょう。
ベースとなるのはカワサキ初のレジャーバイクとして1971年に登場した「KV75」。折り畳み式のハンドルや、脱着式のシートなどホンダ「モンキー」を意識したとしか思えないシルエットとギミックですが、エンジンは2スト4.3馬力とレジャーという可愛さは無く、当時海外では「ダイナマイト」という愛称を得たほど。
そんな、ただでさえ化け物マシンにも関わらず、自身のファクトリーでリビルトした「400SS マッハII(S3)」エンジンを搭載。
ミニバイクらしさを保つためか3in1のエキゾーストには納得できるものの、足まわりはストック(笑)。
動画内では、公園でバーンアウト気味に発進! そして閑静な渋滞街で颯爽と走るピート氏。
轟く2ストロークサウンドだけではなく、その車体には似つかわしくない速度にはゾクゾクしてしまいます。
後半では車体を引き上げウィリー走行に挑戦している様子が見られますが、その小さい車体ゆえひっくり返りそうになり走行は終了。
自分で製作しておきながら、車体から降りるときには苦笑いするほどで、それらを見た視聴者からは「とんでもねぇ!」、「ばかばかしく非常識なミニバイクに違いありません……本当に素晴らしいです(笑)」、「スイングアームを伸ばせばドラッグレースで優勝できます」など多数のコメントが寄せられており、この小さなモンスターへの注目は、日に日に増しているようです。