いまだかつてない!? TREK新型「CheckOUT」登場 グラベルバイクにフルサスペンション&ドロップハンドル装備
アメリカの大手自転車メーカー「TREK(トレック)」から新型「CheckOUT(チェックアウト)」が新登場しました。フルサスペンション搭載のドロップバーグラベルバイクです。未舗装路の冒険ライドに挑むライダーのために生み出されました。
トレイルで鍛え上げられたカーボンフレーム
アメリカの大手自転車メーカー「TREK(トレック)」が、新型「CheckOUT(チェックアウト)」を発表しました。フルサスペンション搭載のドロップバーグラベルバイクです。未舗装路の冒険ライドに挑むライダーのために生み出されました。

マウンテンバイク(MTB)の厳しい基準でテストされた500シリーズOCLVカーボンフレームは、フル積載時でも軽量かつ俊敏な走りを提供します。
新設計の「Gravel Adventureジオメトリー」は、リーチを長く、スタックを高めに設定し、複合路面やマルチデイアドベンチャーにおける快適性と安定性を実現します。
圧倒的なタイヤクリアランスも特徴です。最大56mm(実測値2.2インチ)のタイヤに対応し、より荒れた地形でも安定感と自信をもって走れます。
フロントとリアの両方にサスペンションを備えることで、舗装路ではマウンテンバイクより速く、シングルトラックではリジッドのグラベルバイク以上の性能を発揮します。ロードからグラベル、シングルトラックまで繋がる冒険や、ウルトラエンデュランスイベント、長期のバイクパッキングにも理想的な1台です。
リアサスペンションには55mmのトラベル量、フロントフォークはRockShox社と共同開発した新型60mm(トラベル量)のRudy XLサスペンションフォークを装備し、荒れたグラベルロードやシングルトラックをスムーズに走破します。フルサスペンション構造は、リジッドモデルと比べて疲労を軽減し、快適性と操作性を向上します。
結果として、疲労を引き起こす振動エネルギーを41.5%削減、ハンドル操作のばらつきを23%軽減することなどが実証されています。
ハンドルバーも進化しました。新設計のGR CheckOUTドロップバーを採用しており、ハンドルを握ったブラケットポジションでの素早い操作性に加え、ワイドなフレアと人間工学に基づいたバックスウィープで快適性とコントロール性を強化しました。
バイクパッキングに最適な仕様となっており、サイズML以上になると18個のフレームマウントを装備しています。サスペンションとドロッパーポストに対応した新型一体型リアラックや、新設計のアジャスタブル・マルチマウントにより、長期旅でも装備を自在に積載できます。
日本では「CheckOUT SL7」と「CheckOUT SL5」の2種類を販売します。価格(消費税10%込)はそれぞれ110万円(スラム・XO完成車)と77万円(シマノ・GRX完成車)です。