伊豆スカイラインが約47年ぶりに値上げ 二輪車は最大130円アップで料金所を7ヵ所から4箇ヵ所体制に

静岡県道路公社は、2025年10月1日より「伊豆スカイライン」の料金を値上げしたと発表しました。

料金所を7ヵ所から4箇ヵ所体制に

 静岡県道路公社は、2025年10月1日より「伊豆スカイライン」の料金を値上げしたと発表しました。

「伊豆スカイライン」沿道マップ。従来の7ヵ所あった料金所のうち、玄岳・韮山峠・山伏峠の3料金所を廃止し、代わりに亀石峠料金所を本線上に移設し4ヵ所体制とされています(写真:静岡県道路公社)
「伊豆スカイライン」沿道マップ。従来の7ヵ所あった料金所のうち、玄岳・韮山峠・山伏峠の3料金所を廃止し、代わりに亀石峠料金所を本線上に移設し4ヵ所体制とされています(写真:静岡県道路公社)

 伊豆スカイラインとは、熱海峠から天城⾼原までを縦⾛する富⼠・箱根・伊⾖国⽴公園地帯を⾛るドライブウェイで、相模湾、駿河湾、富士山などの眺めを楽しみながら走ることができます。

 静岡県道路公社は、従来の7ヵ所あった料金所のうち、玄岳・韮山峠・山伏峠の3料金所を廃止し、代わりに亀石峠料金所を本線上に移設する工事を行ってきましたが、これにより料金所は熱海峠・亀石峠・冷川・天城高原の4ヵ所体制となり、料金区間も3つに集約されることとなりました。

 また、廃止される料金所併設の各ICは、改定後も引き続き通行することが可能で、値上げ理由について、静岡県道路公社は「物価及び人件費高騰により固定経費が増大している中、将来にわたりお客様に安全・安心で快適に利用していただくため」と発表しています。

 なお、熱海峠・亀石峠・天城高原の各料金所はキャッシュレス決済サービス「ETCX」を導入しており、未使用の回数券の払い戻しについては東部管理センターへ問い合わせが必要です。

■通行料金改定一覧
車種・区間 熱海峠-亀石峠 亀石峠-冷川 冷川-天城高原
二輪 350円(+80円) 350円(+130円) 200円(+40円)
軽・小型・普通 500円(+70円) 500円(+120円) 300円(+80円)
マイクロバス 1250円(+190円) 1250円(+340円) 750円(+220円)
路線バス 1250円(+190円) 1250円(+340円) 750円(+220円)
大型貨物 2000円(+300円) 2000円(+500円) 1200円(+340円)

【画像】どこが変わった? 「伊豆スカイライン」新亀石峠料金所工事の様子を画像で見る(10枚)

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