日本で初お披露目 「V型3気筒+電動過給機」搭載車 ホンダ「V3R 900 E-Compressor Prototype」に反響

ホンダは2026年の「モーターサイクルショー」で、電動過給機付き水冷75度V型3気筒エンジン搭載車「V3R 900 E-Compressor Prototype」を初公開しました。会場ではどのような反響があったのでしょうか。

ホンダが挑む「電動過給機付きV3エンジン」

 ホンダは2026年の「モーターサイクルショー」で、電動過給機とV型3気筒を組み合わせたエンジンを搭載する「V3R 900 E-Compressor Prototype」を日本初公開しました。

 2025年11月にイタリア・ミラノで開催された「EICMA 2025」(ミラノショー)で世界初公開された「V3R 900 E-Compressor Prototype」は、ホンダが開発を進めている新開発のエンジンを搭載しています。

 二輪車用としては世界初(ホンダ調べ)となる、電子制御過給機を組み合わせた水冷75度V型3気筒エンジンが最大の特徴となっており、エンジンの回転数に依存することなく吸気を圧縮できるため、低回転域から力強いトルクを発生させることを可能としています。

 これにより、排気量900ccながら1200cc相当のパフォーマンスを実現し、環境性能にも貢献する仕様を目標としています。

最新のメカニズムやレイアウトに大阪・東京会場で大注目

 大阪に次いで東京で開催された「モーターサイクルショー2026」でも展示された「V3R 900 E-Compressor Prototype」は、実車を目にした来場者から大きな反響があったようです。

ホンダ「V3R 900 E-Compressor Prototype」
ホンダ「V3R 900 E-Compressor Prototype」

 両会場での反響について、現地のホンダブースのスタッフは次のように話します。

「熱心なお客様を中心に大きな反響をいただいています。とくにシステムの詳細について専門的なご質問を受ける機会も多く、注目度の高さを肌で感じています。会場にお越しいただいた皆様には、世界初となるV型3気筒エンジンと電気式加給機(電動加給機)の組み合わせに注目いただきたいです。

 それらのメカニズムがより強調されるようなレイアウトや、ひと目でV3エンジンであることが分かる配置、さらには細部の取り回しにいたるまで、徹底してこだわり抜いています。

 まだ開発段階にありますが、他に類を見ない世界初の3気筒ということで、いい意味での“ドロドロ音”や独特の荒々しい響きをどう表現するかという部分を、私共も楽しみながら詰めているところです。

 電動過給のフィーリングについても研究を重ねています。いわゆる“ドッカンターボ”のような極端な特性ではなく、かといってターボの存在感が完全に消えてしまっては面白みに欠けてしまいます。その絶妙な塩梅を調整し、ライダーの皆様の感性に響くセッティングを熱心に模索していますので、完成まで今しばらくお待ちいただければと思います」

※ ※ ※

 ショーで一般来場者の目の前に展示されるプロトタイプやコンセプトモデルは、市販車の新型モデルとはまた違った、観る楽しみや夢を抱かせる魅力があります。「V3R 900 E-Compressor Prototype」が今後とのようなかたちでストリートに登場するのか、期待が高まります。

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