ホンダが続々展開する“クラッチ操作不要”の「E-Clutch」システム 疲労低減でライダーをサポート 販売店での反響は?

ホンダではクラッチ操作不要の「Honda E-Clutch」を導入して以来、続々とモデルラインナップに展開しています。どのようなユーザーに支持されているのでしょうか。

幅広い層のバイクユーザーから支持される「Honda E-Clutch」

 ホンダは新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」を2026年8月21日に発売し、同年9月18日には「CBR400R FOUR E-Clutch」を発売予定です。

 モデル名にあるとおり、いずれもホンダ独自の電子制御技術「Honda E-Clutch」(Eクラッチ)が採用されています。

 Eクラッチは、有段式マニュアルトランスミッションを搭載したバイクにおいて、発進、変速、停止など、駆動力が変化するシーンで、ライダーのクラッチレバー操作を必要とせず、最適なクラッチコントロールを自動制御することで、違和感のないスムーズなライディングを実現しています。

 この電子制御技術は2023年の初公開から、「CB650R」および「CBR650R」に初搭載されて市場へ導入され、その後ホンダのラインナップではEクラッチを標準装備するモデルが増え続けています。

「Honda E-Clutch」を標準装備するモデルが続々ラインナップ
「Honda E-Clutch」を標準装備するモデルが続々ラインナップ

 システム内部には専用のモーターが組み込まれており、車速やエンジンの回転数などを各種センサーが瞬時に検知し、これらの情報を元にモーターがクラッチを適切に動かすことで、なめらかなクラッチ操作を実現しています。

 また、ライダーがクラッチレバーを握ると瞬時に手動操作へと切り替わるため、半クラッチなど自身でコントロールしたい場面では、通常通りに扱うことが可能です。

 既存のエンジン構造を大きく変更することなく、さまざまなモデルへと展開されていますが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。都内のホンダ販売店スタッフは次のように話します。

「E-Clutch搭載モデルは、操作の扱いやすさを求めるビギナーから長距離走行での疲労軽減を望むベテランまで、幅広い層から支持される傾向がありますが、排気量ごとに人気に差が見られます。

 たとえば大型クラスの場合はフルカウルモデルのCBR650R E-Clutchの人気が高く、初めて大型バイクに乗る方や、クラッチ操作の負担を減らして楽に運転したいと話す乗り換え層のお客様を中心に選ばれています。

 中型クラスでは、CB400 SUPER FOUR E-ClutchとCBR400R FOUR E-Clutchで人気が二分しています。

 このうちフルカウル派から支持されるCBR400R FOUR E-Clutchは、スクリーン装備による高い風防効果と快適性が評価され、長距離ツーリングを楽しむ方向けの1台として選ばれています。

 一方、ネイキッド派から支持されるCB400 SUPER FOUR E-Clutchは、100万円を切る価格設定やカラーデザインが好評で、メーカーでも注文が集中しており、当店にも多くのお問い合わせが届いています」

※ ※ ※

 ホンダ独自のEクラッチは、排気量や用途によってライダーからの評価が分かれるものの需要は高いようです。

 2026年9月に発売予定の「CBR400R FOUR E-Clutch」をはじめ、今後もEクラッチを搭載したモデルはライダーの運転をサポートする存在として支持されていくのではないでしょうか。

【画像】発売は2026年9月18日!! ホンダ「CBR400R FOUR E-Clutch」を画像で見る(30枚以上)

画像ギャラリー

編集部からのおすすめ

水上バイクの免許は1日半で取得できる!? 初めて水面を走ってみた|葉月美優のSea-Dooエンジョイライフ 免許取得編【PR】

水上バイクの免許は1日半で取得できる!? 初めて水面を走ってみた|葉月美優のSea-Dooエンジョイライフ 免許取得編【PR】

最新記事