北条氏の本格的水軍城塞「長浜城」に昂ぶる! バイクで往く城跡巡り

第3曲輪に建てられた「弁財天社」は、一見普通の祠だが、周囲には土塁が敷かれ、敵を側面から迎撃するための仕掛けとなっていた
第3曲輪に建てられた「弁財天社」は、一見普通の祠だが、周囲には土塁が敷かれ、敵を側面から迎撃するための仕掛けとなっていた
小規模な第4曲輪は、第3曲輪と離れた場所に位置する。他の曲輪と異なり、土を盛るだけでなく岩盤を削り残すことで土塁としており、その幅は約5.5m、高さは約1.5mもあったと考えられる
跳ね橋があった場所を通り抜けると、最も広い第2曲輪に出る。山側には土塁が敷かれて防御体制を取っている。発掘調査によって掘立柱の建物の柱穴が見つかったため、一部復元されている。兵舎や食料庫の建物だと考えられるそうだ
第2曲輪から発見された池のような形の堀。複数の穴を掘って意図的に畝状に掘り残し、敵が容易に侵入できない仕組みとなっている
第1曲輪からは内浦湾の景観が眺められた。丸く盛り上がった島は「淡島」で、その左側奥方面に武田の「三枚橋城」が建てられていた。北条は海の向こう側の武田を警戒していた
第1曲輪からは内浦湾の景観が眺められた。丸く盛り上がった島は「淡島」で、その左側奥方面に武田の「三枚橋城」が建てられていた。北条は海の向こう側の武田を警戒していた
最下段のD曲輪の先に、石の階段とロープを発見。慎重に降りて行くと、なんと海に出てしまった
最下段のD曲輪の先に、石の階段とロープを発見。慎重に降りて行くと、なんと海に出てしまった
「長浜城跡」は国史跡に指定され、史跡公園として整備されている。麓には北条家の家紋が飾られた綺麗なトイレと、解説板が充実している。海側には多数の船が停泊している港だ
「長浜城跡」に設置された模型と空中写真により、城周辺の地形を俯瞰で捉えられるのが面白い。大型船が停泊しやすい深い湾と険しい崖という、まさに水軍城として絶好の立地条件だったようだ
当時の「長浜城」は海に囲まれており、北西の「弁天島」も現在は陸続きとなっているが、かつては海に浮かぶ島だったそうだ
山城でよく見る「曲輪」の作り方(山の斜面を削り平場とする)や、土塁と空堀の作り方がわかりやすく図解されていた。空堀を掘った際の土を土手としたのが土塁。これで敵の侵入を防いだのだ
スーパーカブで「長浜城跡」へ。第3曲輪の「弁財天社」へ向かう道のため、入口には鳥居がある。しかし道が崩れていて通行できず、その右脇の階段を登って行くことに
「長浜城跡」に設置された模型と空中写真により、城周辺の地形を俯瞰で捉えられるのが面白い。大型船が停泊しやすい深い湾と険しい崖という、まさに水軍城として絶好の立地条件だったようだ
第4曲輪(写真左側)と第3曲輪(写真右側)の間には、やや大きめの「堀切」が存在する。高低差は8mあり、第4曲輪だけ離れた場所に設定されているのが特徴
海に向かって階段状に4つの曲輪(A~Dと名付けられている)が構えられており、先まで歩いていける

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