カワサキ「Ninja ZX-4RR」にライバル出現!? 2026年内の日本導入を目指す4気筒400ccスーパースポーツQJモーター「SRK400RS」登場
QJMOTORは「東京モーターサイクルショー2026」において、新型スーパースポーツモデル「SRK400RS」を参考出品しました。
2026年内の日本導入を目指す戦略的モデル
QJMOTOR(QJモーター)は「東京モーターサイクルショー2026」において、新型スーパースポーツモデル「SRK400RS」を参考出品しました。
心臓部には、現行の400ccクラスでは希少な並列4気筒エンジンを搭載しており、日本のモーターサイクル市場で同カテゴリを牽引するカワサキ「Ninja ZX-4RR」を強く意識したスペックと価格設定が大きな注目を集めています。

QJモーターは、1985年に中国で設立された「銭江モーターサイクル」がグローバルに展開するバイクブランドです。近年では世界的な自動車メーカーである吉利(ジーリー)ホールディングスの傘下に入り、ブランドとしての基盤を強化しています。その勢いはモータースポーツの世界にも及んでおり、Moto3やスーパーバイク世界選手権(WSBK)といった最高峰のロードレースへも積極的に参戦し、急速な成長を見せています。
今回のモーターサイクルショーで発表されたSRK400RSは、そうしたレース活動で培われた高い技術力が注ぎ込まれたモデルであり、ブランドの技術力を示す象徴的な一台と言えるでしょう。
SRK400RSに搭載されるパワートレインは、399ccの水冷4ストローク並列4気筒エンジンです。そのパフォーマンスは、最高出力77.6PSを1万4000rpmで、最大トルク39Nmを1万3200rpmで発生します。このスペックは、同じく399cc並列4気筒エンジンを搭載するカワサキのスーパースポーツNinja ZX-4RR(最高出力77PS/1万4500rpm・ラムエア加圧時80PS、最大トルク39Nm/1万3000rpm)と極めて近似した数値となっています。
QJモーターの担当者が、同クラスのカワサキ製4気筒モデルをベンチマークとし、性能面で強く意識したと語るように、SRK400RSは日本のミドルクラススーパースポーツ市場に直接的な挑戦状を叩きつけるモデルです。
SRK400RSの車体サイズは全長2020mm×全幅755mm×全高1170mmで、車両重量は176kgに抑えられています。これは、ベンチマークとするNinja ZX-4RRの車両重量189kgと比較して、10kg以上も軽量に仕上げられていることを意味し、運動性能におけるアドバンテージが期待されます。
さらに、足回りにはスポーティなライディングを支える本格的な装備が惜しみなく与えられています。フロントにはマルゾッキ製の倒立フォークが採用され、ブレーキシステムは前後にABS付きのディスクブレーキを装備し、キャリパーにはブレンボ製が装着されています。
また、フロントカウルにはダウンフォースを生み出すウイングレットが備えられており、高速走行時の安定性に貢献します。デザイン面では、個性的な形状のLEDライトを備えたフロントフェイスやシャープなテール周りの造形も大きな見どころとなっています。
QJモーターの担当者によると、SRK400RSは今回のモーターサイクルショーにおける大きな目玉の一つであり、参考出品ながら2026年内にも日本市場へ導入する予定であると明かされました。同時に発表されたアドベンチャーモデルの「SRT250 DX」と共に、日本のユーザーへ新たな選択肢を提供します。
担当者は、決して「安かろう悪かろう」の製品を販売するのではなく、為替の問題などを考慮しながら細かな調整を続け、国内メーカーの同クラスモデルを参考に、日本のユーザーが納得できる適切な価格設定を目指したいと語っています。
SRK400RSのカラーラインナップは「レッド」「ホワイト」「ブラック」の3色が用意されています。価格は104万8000円に設定されており、競合モデルであるNinja ZX-4RRの121万円と比較して、高いコストパフォーマンスも魅力となるでしょう。
2026年4月現在、正式な日本への導入時期は未定ですが、今後の動向から目が離せない一台となりそうです。
















