鉄砲作りの技術はやがて花火、望遠鏡へ。最強の矛と盾「石垣の穴太衆」と「鉄砲の国友衆」を巡る

銃口や鉄砲を模したグレーチング加工が渋い「国友鉄砲ミュージアム」をバイクで訪れた(入場料:一般300円)。年末年始以外は年中無休とのこと
ミュージアムの外には風情のある木製の解説板もあった
エントランスにはネジの仕組みを理解した最初の日本人、次郎助のことを記載した司馬遼太郎著「街道をゆく」の一節が石に刻まれていた
筒の後端を留める雄ネジ「尾栓」も展示されていた
雌ネジを刻む技法をアイデアと試行錯誤で成立させた国友衆の凄さを感じずにはいられない
「50目玉大筒」は、徳川家康が「大阪城」を攻撃した大阪冬の陣(1614年)で使われ、翌年の夏の陣では小・中筒を使用して勝利を掴んだ
国友鍛治の優れた技術を象徴するのが銃身の中。覗いてみるとピカピカに光っており、精度の高さが窺い知れた
明治時代には国友の末裔が自転車を創作、江戸時代には花火制作がなされるなど、いつの時代にも、ものづくりの才に溢れていた人物がいたことがわかる
明治時代には国友の末裔が自転車を創作、江戸時代には花火制作がなされるなど、いつの時代にも、ものづくりの才に溢れていた人物がいたことがわかる
「東洋のエジソン」とも言われる国友一貫斎は「ねずみ短檠 (たんけい)」という空気圧を利用した自動給油式照明具や、1832年には日本初の反射望遠鏡を製作するなど、アイデアと技術の天才で、戦争から和平の時代へ移行した江戸時代に活躍した
「東洋のエジソン」とも言われる国友一貫斎は「ねずみ短檠 (たんけい)」という空気圧を利用した自動給油式照明具や、1832年には日本初の反射望遠鏡を製作するなど、アイデアと技術の天才で、戦争から和平の時代へ移行した江戸時代に活躍した
町には国友の案内図があるので、散策もしやすい。姉川を挟んで長浜キャノン株式会社もある
街のあらゆるところに屋敷跡が示されている。実際に人が住んでいる町でもあり、その姿はどこか凛としている
街のあらゆるところに屋敷跡が示されている。実際に人が住んでいる町でもあり、その姿はどこか凛としている
街のあらゆるところに屋敷跡が示されている。実際に人が住んでいる町でもあり、その姿はどこか凛としている
国友一貫斎の家は市指定文化財として登録されている
天体観測を夢見た国友一貫斎をイメージした「星を見つめる少年」像が、生家の真向かいに建っている
ミュージアムからすぐ近くに「国友城址」もある。浅井家の「小谷城(おだにじょう)」の最前線を守る地侍の居館跡だったとのこと
白壁の街並みに、スーパーカブは溶け込んでいた
白壁の街並みに、スーパーカブは溶け込んでいた
今村翔吾氏の直木賞受賞作「塞王の楯」には、石垣作りの石工集団「穴太衆」と、鉄砲づくりの技術集団「国友衆」の激突が描かれている
バイクで「国友鉄砲ミュージアム」を訪れた(入場料:一般300円)。年末年始を除き年中無休とのこと
見せて頂いた映像は約10分。鉄砲作り以外のことも含めて非常に興味深い内容だった
奥が全長96cm、口径40.1mmの大筒火縄銃。科学者として名を残した国友一貫斎とその実弟の合作
館内には石垣作りの石工集団「穴太衆」と国友衆の激突を描いた小説「塞王の楯」作家、今村翔吾氏の直筆が飾られていた。主役は「穴太衆」だが、ここでは「砲仙の矛」の文字が輝いていた

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