「フロントもスイングアーム」ってどういうこと!? ビモータ「TESI H2 TERA」が装備する「ハブセンターステアリング」とは? 『ジャパンモビリティショー2025』のカワサキブースに展示され、国内での販売も決定したビモータ「Tesi H2 TERA」は、独自のハブセンターステアリング機構を採用する ビモータが初めてハブセンターステアリングを市販した「TESI 1D」(1990年)。エンジンはドゥカティのスーパーバイク851系の水冷L型2気筒を搭載 一般的なテレスコピック式フロントフォークのバイクは、メインフレーム前端のステアリングポストでフロントフォークを支え、ここがステアリング中心軸になる カワサキがビモータに資本参加し、最初に登場した「Tesi H2」(2020年)。カワサキ「Ninja H2」のスーパーチャージドエンジンを搭載。ハブセンターステアリング機構や全体的なレイアウトは「Tesi H2 TERA」とほぼ同じ 「Tesi H2」が装備する、ハブセンターステアリングの「フロントのスイングアーム」 「Tesi H2」の、ハブセンターステアリングが右に切れた状態 「Tesi H2」の、ハブセンターステアリングが左に切れた状態 「Tesi H2」の、ハブの側面に接合されたブレーキキャリパーから伸びるロッド(黄矢印)。いくつものリンクを介してハンドルに繋がっている 「Tesi H2」の、ハブの側面に接合されたブレーキキャリパーから伸びるロッド(黄矢印)。いくつものリンクを介してハンドル(赤矢印)に繋がっている 「Tesi H2 TERA」の、ハブとハンドルを繋げるパンタグラフ状のリンク ハブ中心のステアリング中心軸を設けたフロントホイールスピンドルは、アームとロッドを介してフレーム側と繋がっているため、スイングアームが上下してもキャスター角やトレール量が変化しない エンジン後方に2本並んで配置する「Tesi H2 TERA」のショックユニット。右がリアショックで、左がフロントのショックユニット 「TESI H2」の前モデル「TESI 3D Naked」(2013年)は、ドゥカティの空冷L型2気筒エンジンを左右から挟む、独自のアルミ製オメガフレームにハブセンターステアリングのスイングアームを締結。フロントサスペンションはシンプルなカンチレバー方式 「Tesi H2 TERA」は、エンジンにハブセンターステアリング機構やリアサスペンション、シートレールが取り付けられ、いわゆるメインフレームを持たない構造 国内での販売も決定したビモータ「Tesi H2 TERA」は、独自のハブセンターステアリング機構を採用する 一般的なテレスコピック式フロントフォークのバイク。キャスターとトレールの作用で、車体の傾きによる後輪の旋回に追従して、前輪が自然に切れて(セルフステアして)曲がる ハブセンターステアリングは、文字通りハブの中心にステアリング軸を配置する。キャスターとトレールの作用で曲がる原理自体はテレスコピック式フロントフォークのバイクと同じ 2020年に発売された「Tesi H2」のハブセンターステアリングの「ハブ」。ハブを左右に貫くシャフト(黄)の中心に、ハブを支えステアリング中心軸となるピン(赤)が設けられている。「Tesi H2 TERA」とは部品形状が異なる部分もあるが、レイアウトや機構自体は同じ 「Tesi H2 TERA」は、ハブの側面に接合されたブレーキキャリパー上部に設けたパンタグラフ状のリンク(黄矢印)を介してハンドルと繋がる。「Tesi H2」よりシンプルな構造 フロントのスイングアームの左側下部から延びる太いロッド(黄矢印)が、リンクを介してショックユニット(赤矢印)を動かす。 「Tesi H2 TERA」のハブセンターステアリングを締結するアルミ製のプレート部分。エンジンの形状に合わせて、巨大なアルミの塊から削り出して製作される 関連記事 革新のハイグリップタイヤ「RS12」を徹底テスト! (PR)BRIDGESTONE 「ついに来た」「顔がガンダムみたい」「ちょっとダサい」など反響 カワサキ新型「Z650 S」発売決定 “軽さは正義!?” じつは燃えやすく加工が難しい「マグネシウム合金」 結構昔からバイクにも使われている? 良く見たら違う!! 自転車の車輪に張られた細い針金 「スポーク」の本数には意味がある!? プロでも口マネは難しい!? バイクのエンジン 1秒間に何回爆発(燃焼)している? この画像の記事を読む 革新のハイグリップタイヤ「RS12」を徹底テスト! バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー