汚れボディのクリーニングからエンジン始動!! 屋根下保管車は思いのほか「良い子ちゃん」!? 長期放置のチョイ古「スーパーカブ50(カブラ50)」復活メンテ

ホンダの「スーパーカブ」や「リトルカブ」は、タンク内部を目視確認しやすい形状です。タンクキャップを開けて内部にLEDライトの明るい光を向けてみましょう。2本のパイプがタンクの底から伸びているのが見えるはずです。ガソリンを抜いたらロングノズルのエアーガンで燃料ボースの通気を確認します
ガソリンの臭いがフレッシュじゃないということは、キャブ内に残留したガソリンのコンディションが良いワケありません。フロートチャンバーのドレンパイプの先に受けをセットして、ボルトを弛めたら、揮発性が低いガソリンが流れ出てきました
チャンバー内から残ガスが出て来ないときは、覚悟を決めたメンテナンスが必要なサインです。今回はラッキーでした。軒下保管はやつぱり違います。タンク内のガスを抜き取るためにストッパー金具をリザーブ側へ取り付け、ホースを抜きとります
チャンバー内から残ガスが出て来ないときは、覚悟を決めたメンテナンスが必要なサインです。今回はラッキーでした。軒下保管はやつぱり違います。タンク内のガスを抜き取るためにストッパー金具をリザーブ側へ取り付け、ホースを抜きとります
ガソリンと言えば、薄赤色だったり、ブランドによっては薄青色に着色されている例がありますが、揮発性が無いこのガソリンは、すでに黄変していました。キツイ臭いではありませんが、揮発性が低く指先で触れてもスースーしない液体になっています
ガソリンタンク内の賞味期限切れガソリンをすべて抜き取り、タンク内部を再び覗き込み、タンクがサビていたりゴミが沈殿していないか確認します。次にキャブ側のフィルターを取り外して、汚れが詰まっていないか点検しましょう
タンク内部には2本のパイプがあります。長いパイプが常用ON時用で、短いパイプが予備のRES用になります。コックの差し込み部分(根元)に「O」と「R」の浮き文字があるので、それらのホースを間違えないように接続します
ガソリンタンク内が負圧になってしまうとガソリンが落下しなくなります。タンクキャップ内部の通路が、ゴミやサビなどで詰まってしまうとガソリンが自然落下しなくなります。通気があって正解なので、エアーブロー確認しました
フューエルホースを復元したら、ガソリンタンクにフレッシュなガソリンを注入します。コックレバーを作動して、ガソリンをフロートチャンバー内に流し入れます。フロートチャンバーのドレンを弛めて、ガソリンの落下を確認しましょう
スパークプラグを取り外して電極を確認。性能低下したガソリンでは、爆発できなかった様子を窺い知ることができます。ご覧の通り、電極周辺はビッショり濡れていました。この際、スパークプラグは新品に交換しました
プラグキャップを抜き取ったら、ハイテンションコードの芯線がプラグキャップにしっかりネジ込まれていることを確認します。芯線に腐食が無かったのでそのまま復元しました。しっかりネジ込んで簡単に抜けないことを確認します
火花が出るか、プラグをエンジンにアースさせてキックを踏み込みます。また、エンジンオイル量も同時にチェックしました
久しぶりのエンジン始動になるため、念のためスパークプラグのネジ穴からスーパーゾイルスプレーを塗布しました。オイルを吹付けたら、プラグは復元せずに空キックを何度か踏み込み、シリンダー壁にオイルを回すのが良いです
コンディションの良いバッテリーを接続してセルスターターボタンを押します。クランキング確認できれば、あとは始動です。スロットル全閉でチョークレバーを引いてスターターオン!! 数秒後には無事にエンジン始動できました
オイル交換していないので、無理な空吹かしはせずにエンジンを温め、ヘッドライトの上下、テールランプのスモールとブレーキ、ウインカー左右、ホーン、メーター内照明をすべて確認します
近所を試運転してみました。久しぶりに乗る50ccモデルですが、「ドリーム50」のノーマルよりもトルクがあって乗りやすいのが横型50ccエンジンです。ノーマルマフラーなので実に静か……。フツーに走ることができました
メーカー出荷の段階でアイドリングが妙に高く設定されているのは、排ガス問題の影響だと思います。走行時にスロットルケーブルの遊びが異様に多く感じたので調整しました。しばらく走ったらアイドリング回転を下げ、ケーブルの遊びも再確認します。たったこれだけの調整でも、気分的に扱いやすいバイクになります。不思議なものです
メーカー出荷の段階でアイドリングが妙に高く設定されているのは、排ガス問題の影響だと思います。走行時にスロットルケーブルの遊びが異様に多く感じたので調整しました。しばらく走ったらアイドリング回転を下げ、ケーブルの遊びも再確認します。たったこれだけの調整でも、気分的に扱いやすいバイクになります。不思議なものです
走れるように復活したら排気量を88ccにボアアップして、ちょっとだけ大きなキャブレターとジェントルなサウンドのマフラー仕様にカスタムしたいと話すオーナー。その前に、普通に走れてすべての部品が機能しているか? 確認作業を急ぎます

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