ホンダ「クロスカブ110」の牙城を崩せるか? タイ発のヤマハの原付二種ファンモデル「PG-1」が日本上陸、モペットとスクランブラーの融合で新市場を狙う
ホンダのタイ現地法人が生産したモデルの輸入販売を手掛けるシルバーバックは、2026年5月19日に「PG-1 ABS タイ仕様」の国内での取り扱いを開始すると公式に発表しました。
モペットの手軽さとスクランブラーの走破性を両立
ホンダのタイ現地法人が生産したモデルの輸入販売を手掛けるシルバーバックは、2026年5月19日に「PG-1 ABS タイ仕様」の国内での取り扱いを開始すると公式に発表しました。
このモデルは2024年にタイ市場で発売されて以降、東南アジアの各国で順次導入が進められてきたモデルです。

「週末と寄り道が楽しい!」を開発のキーワードとして掲げるPG-1は、小型のファンモデルとして位置づけられています。
その最大のキャラクターは、モペットが持つ日常的な扱いやすさと、スクランブラーのように未舗装路へも臆することなく踏み込める高い走破性を一台のシャシーに両立させている点にあります。
このモデルには、ヤマハが量産モペットである「Finn」や「Sirius」で培ってきた技術が活かされています。機能美を感じさせる普遍的なデザインの中に、タフな機能と装備が与えられており、これによりライディングの楽しさを重視した新しいモペットの世界観を提示しています。
心臓部には、排気量114ccの空冷4ストローク単気筒エンジンが搭載されています。このパワートレインは、街中での高い利便性を確保しつつ、ツーリングやレジャー先で遭遇するような悪路の走行にも対応できる十分な性能を備えています。
また、車体は190mmという高い最低地上高が確保されており、路面の段差なども容易に乗り越えることが可能です。この設計により、アーバンシーンからラフロードまで、幅広いシチュエーションでの走行を可能にしています。
第二世代となる最新のPG-1では、装備が一新され、より現代的なスペックへとアップデートされました。安全装備としてABSブレーキシステムが標準で装着されるほか、足元にはオフロードテイストを強調するブロックパターンのワイドタイヤが装備されます。
メーターはラウンド型のフルデジタルタイプにバージョンアップされており、スピードやエンジン回転数、ギアポジション、燃料計、走行距離といった多彩な情報をライダーが簡単に確認できます。
ユーティリティ面では、シートは前後に分かれたDUOシートを採用し、給油時には前側だけを跳ね上げる構造です。また、タンデムライダーの快適性に寄与するタンデムバーも備わっています。
ボディカラーのバリエーションは、ブブラウン、レッド、ネイビーブルー、スカイブルーの合計4色が用意されています。日本国内での販売価格は消費税込みで44万円となり、第一便は2026年7月に到着する予定です。
その仕様やスタイルからホンダ「クロスカブ110」のライバルと目される同モデルは、街乗りからアウトドアまで、多様な要素を併せ持つファッション性の高い一台として、市場で独自のポジションを築くことが期待されます。






































