バイク仲間から預かったOHCエンジンのホンダ「スーパーカブ90」(1967年型) 初期シリーズモデルの復活メンテナンス開始!!

車両を受け取った当時は欠品部品だらけでしたが、取り外してあった部品を後日預かりました。おおよその部品が揃っていたのはラッキーです。白色ボディの渦巻き型ホーンもこの時代の特徴です
車両を預かってから色々と作業進行しました。当初は、エンジン内部のフラッシング程度で大丈夫かな!? などと楽観視していましたが、エンジン始動すると、マフラーからの煙が酷かったので仕方なくエンジン分解しました
エンジン腰上を分解して各部を確認すると、バルブの当たりが広くステムシールも硬化していました。そこで、シートカットと擦り合わせ+ステムシールを交換。初期シリーズの90ccは銅リング状のヘッドガスケットです
ホンダの横型エンジンは、1966年以降で大きな変更を受けています。CS90も含めて、1966年以降は、排気バルブにのみOリングタイプのステムシールが組み込まれる仕様です。エンジンオイルは真っ黒でした
オイルのピストンリングは、各リング間にカーボンが入り込んでいて真っ黒なので、オイルあがりが白煙の原因だったと思われます。せっかく分解したので、内燃機ショップへオーバーサイズボーリングを依頼します
デイトナ製のケミカル商品「強力カーボン汚れ落とし」と「ガスケットリムーバー」を購入し、燃焼室内にこびりついたカーボン汚れを溶かして洗浄しました。灯油に浸して耐水ペーパーで磨いて、汚れ落としすると、余計な部分まで削り落とす懸念があります
デイトナ製の高性能ケミカル「強力カーボン汚れ落とし」を利用して、燃焼室内にガッチリこびりついたカーボン汚れを溶かして浮かし、ナイロンブラシで擦って洗浄しました。吸排気バルブはボール盤にチャッキングして、汚れを落としました
リアホイールを空転させると、一定の間隔で「コツ、コツッ」と音が聴こえました。この手の異音は、ドライブチェーンケース固定ボルトと、ドライブチェーンの干渉による原因が多いです。下側ドライブチェーンの前側固定ボルトが長かったようです
ドライブチェーンケースを取り外したときに気が付いたのが、スプロケットの摩耗とドライブチェーンの伸びでした。いずれもが酷かったので交換します。ドライブチェーンはDID製で428サイズの100リンクを購入しました
欠品していたバックミラーは、ガレージ在庫の角タイプを取り付けました。オプションのピリオンシートを取り付けて、2名乗車時の乗り心地を良くしました。1名乗車でもピリオンシートがあるとお尻が痛い時=ツーリング時にあると便利です
バイク仲間からの依頼でメンテナンスを引き受けたホンダ「スーパーカブ90」の初期シリーズ。OHC90ccエンジンを搭載したC90は、1966年から発売開始されましたが、このモデルは1967年型のようです
とりあえず手元にあった6Vバッテリーのシールドタイプを取り付けてキックを踏み込むと、バッテリー無しの時とは違って力強い火花がバシバシッと飛びました。まずはエンジン始動を試みることにします

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