ハイギヤード仕様「サンバーディアスワゴン」用3ATを搭載 “トランポサンバー”もこれで楽々高速移動できる!! 純スバル「サンバー」へのこだわり Vol.27

わが白帽サンバーを2柱リフターへ載せてリフトアップしました。作業時間がどれほど掛かるのか、ぼくには経験が無いので分かりません
簡単にできそうな作業はぼくが進んで実践しました。ミッションユニットの上にあるエアークリーナーケースや周辺部品を取り外し、邪魔になりそうなハーネス類も、カプラから切り離しました
ドライブシャフトが連結されるデフ側で等速ジョイントを抜き取りました。スプラインに押し込まれているだけでした。ボルトやサークリップなどで抜け止めされていないのには、正直、驚きました
エンジンとミッションの連結部分。進行方向左側ドライブシャフト付近のフライホイール部には、サービスカバーありますので取り外しました。フライホイールとミッションを接続するボルトが見えます
ミッションを降ろすには、エンジンマウントの一部を取り外します。ミッション分離時にエンジンが傾いたり落ちたりしないように、角材にタイダウンベルトを巻いて、エンジンの位置関係を維持しました
角材とベルトでエンジンを吊って維持しながら、ミッションを切り離しました。下からミッションユニットをジャッキで持ち上げることで(高さを同レベルに維持します)、連結ボルトをすべて抜き取りました。こじりながら徐々に分離します
トルクコンバータとドライブプレートの連結は、僅かボルト8本だけでした。そんな程度でも大丈夫なのですね。3ATミッションは、作業開始から3時間ほどで降ろすことができましたが、果たして、この先どうなるのでしょうか!?
フロア側からエンジンを見上げるとこうなります。クランクシャフトに締め付けられるドライブプレートを取り外すと、エンジン側へはセパレータープレートが残ります。このプレートも取り外します
セパレータープレートを取り外すと、クランクエンドシールが現れます。せっかくミッションを降ろしたタイミングなので、エンドシールは問答無用で新品に交換するのが良いと思います
おそらくオイルシールを抜き取る専用リムーバーツールがあると思いますが、今回は手元に無かったので、先を曲げたマイナスドライバーで、シールリップを壊すようにオイルシールを引っこ抜きました。部品にキズを付けないように要注意です
オイルシールリップと接触するクランクシャフトをきれいなウエスで拭き取ります。新品オイルシールのリップにラバーグリスを塗布して、オイルシール外周には挿入時の滑り向上と乾燥後のシール性アップで液状ガスケットを薄く塗って組み込みました
手前が落札購入したディアスワゴンTW1スーパーチャージャーエンジン用の3ATで、奥が白帽から取り外した3ATになります。まずはユニット現物を目視比較して、各部仕様に違いが無いか、明確にすることから始めました
購入した3ATユニットは、機械式スピードメーター用ギアが搭載された仕様でした。ECU用の速度センサーカプラーがあれば、赤帽仕様車の電気式スピードメーターでも使えるようです。機械式ギアは取り外してカバーを入れ替えました
各部をじっくり確認比較してからディアス3ATユニットを白帽へ搭載します。トルクコンバータ付きで購入したので、フライホイール&コンバータも、ディアスワゴン用を利用して組み込むことにしました
ミッションを合体します。作業者2名だと確認作業も容易になりますが、ミッション載せ替えを単独=1人で行うのは、間違いなく大変です。ドライブプレート、ミッションケースの接続から始めました
新規3ATを搭載しながら周辺部品を接続していきます。普段はなかなか目視確認できない部分なので、分解ついでに周辺の汚れをクリーンナップするのが良いと思います。試運転前には3ATのオイルパンを取り外して新品ストレーナーへ交換します
オイルパン剥がし用の特殊工具=スクレパーをオイルパン蓋とブロックの間に差し込み、ハンマーで叩いてオイルパンを剥がします。マグネットに鉄粉はほぼ無く、内部が美しくて安心しました。実走行は8万km強と聞いています
オイルパンのフタを取り外すとATフルード用ストレーナーが見えます。新品部品に交換しました。3ATサンバーは5万km前後で、ATフルードストレーナーを交換するのが良いと思います。フルード交換は2~3万km毎の交換で良いと思います
新品ストレーナーに交換したことで、ATミッションのオイルパン内がたいへん綺麗に見えます。ATミッションのライフを考えると、早め早めにATオイル(ATフルード)も交換した方が良いと思います
サンバーのオイルパンにはガスケットが入っていません。液状ガスケットのみでシールする仕様です。トヨタ純正扱いの「ドライブジョイ黒色ガスケット」は、接着力もシール力も、最強の液状ガスケットだと思います
ATストレーナーの交換を終えてオイルパンを復元したら、オートマチックフルードを注入します。ATミッションはタイプによって「使うフルードが異なる」ので、注入時にはタイプを必ず再確認しましょう
1回目の街乗りユースでリッターあたり13.6kmの燃費でした。同じような走り方でも、旧3AT時代は、リッターあたり10km程度しか走らなかったことを考えると、間違いなくハイギヤード化されていると思います。エンジン音も低く、静かになりました
高速道路で試運転した結果「エンジン回転数が高過ぎる」ことが判明した、元赤帽仕様車の軽トラサンバー。スーパーチャージャー仕様のワゴン車用3ATがインターネットオークションに出品されたので落札しました。引き取り先は福山通運さんの営業所でした
バイク&軽トラ仲間のガレージにて、2柱リフターを借りて白帽サンバーのATミッション入れ換えを行いました。バイクも自動車も、メンテナンスリフターがあると間違いなく便利です

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