ド派手なカワサキ「ZZR250」が東京の街を駆け抜ける! スッキリしたい日は『キル・ビルVol.1』

カルトな人気を誇る鬼才・クエンティン・タランティーノの『キル・ビルVol.1』で主人公が駆るのはブルース・リーのトラックスーツにインスピレーションを受けた黄色いカワサキの「ZZR250」です。

黄色い閃光が東京の街を切り裂く

「ヤッチマイナァ!」白装束を身に纏った女殺し屋の一言で、刀を構えたスーツ姿の男たちが殺気立つ。男たちの視線の先には、伝説の刀鍛冶師・服部半蔵の名刀を握りしめた、ブロンドの美女が一人。刺すような目つきをしている彼女の瞳の奥には、恋人を殺されたことに対する「復讐心」だけが激しく燃えていた。

長編映画2部作で構成された『キル・ビル』

 数々の映画賞を獲得した『パルプ・フィクション』(1994年)で、一躍時の人となった鬼才・クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビルVol.1』(2003年)に登場するのはカワサキの「ZZR250」。長編映画2部作で構成された『キル・ビル』は、そのタイトル通り、主人公であるザ・ブロンド(ユマ・サーマン)が暗殺組織のボスのビル(デビッド・キャラダイン)を討つために、さまざまな刺客たちと死闘を繰り広げるバイオレンスアクションです。

 暗殺組織の一員であるオーレン・イシイ(ルーシー・リュー)の潜伏先が日本であると知った主人公が、敵の本拠地に向かうための移動手段として利用したのがカスタマイズされたカワサキの「ZZR250」。イエローで染められたバイクと、同色のライダースーツを着た主人公が、まるで色鮮やかなネオンサインのように東京の街に煌びやかな軌跡を描きます。颯爽とバイクを乗りこなす主人公の姿は必見です。ちなみに、敵の手下たちが乗っているバイクは、ヤマハの「FZ400」です。

黄色のスーツを着たザ・ブロンド(ユマ・サーマン)が乗るカワサキZZR250(2002年型)

『キル・ビルVol.1』の日本パートには、タランティーノ監督による数々の“日本ラブ”が詰め込まれているので、そのあたりを意識してみるとまた一味違った楽しみ方もできます。令和の時代でもニヤリとさせられるエッセンスが盛りだくさんです。

 鬱屈とした、抑圧された日々が続く今日この頃。『キル・ビルVol.1』を観て、ド派手で痛快なアクションシーンに酔いしれてみるのはいかがでしょうか。

『キル・ビルVol.1』

【了】

【画像】名作『キル・ビルVol.1』にヤマハ「FZ400」とカワサキ「ZZR250」が登場!

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