原付免許取得率 全国上位の県の共通点は?

山梨県の高校生 約12%が原付免許を取得

 原付免許取得率の高い山梨県の場合、原付免許の試験は県総合交通センター(運転免許試験場)と県警察本部運転免許課都留分室の2カ所に加え、県内12の警察署でも実施。運転免許試験場と都留分室は毎週水曜日、警察署では第1・第3火曜日に原付免許試験を実施しているほか、原付講習は、県内16の自動車教習所で行っています。

山梨県の原付免許の受験フロー(出典:自工会)

 そのため、免許希望者は自分の都合に応じて選択し、運転免許試験場または最寄りの警察署で試験を受けることが可能です。

 山梨県教育庁によると、山梨県の県立高校は全日制が28校あり、在学者数は2020年8月末日現在、1万6,290人いるといいますが、28校中26校では原付の免許取得を容認。規制なしが6校で、条件付き許可が19校(残り1校は新しい学校なので条件未定)とのことで、県立高校の全日制全体で、1,942人の生徒が原付免許を保有していて、うち1,642人が原付通学。7校ある定時制高校では自動二輪車の利用も認めているところがあるといいます。
 
 全日制に限れば、在学者数に占める原付免許保有者の割合は約12%ということになり、原付通学が許されている生徒は約10%に上ります。

原付で通学する高校生(出典:自工会)

 また、山梨県教育委員会では、同県交通安全協会に協力を仰ぎ、高校での安全運転講習会等への講師の派遣を行い、安全教育ほか、ルールやマナーについても始動しているようです。

 昨今では原付モデルの性能も向上しているため、二段階右折や30km/h規制などの原付特有の法規制見直しにも期待したいところです。

【了】

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