寒い季節のキャンプツーリングには温かい鍋がオススメ 「キムチ牛すじ鍋」を作ってみた
秋から冬にかけては、屋外では虫も少なくなり、焚き火が恋しくなるキャンプツーリングにふさわしい季節ともいえます。寒い日のキャンプ飯に、簡単に作れる鍋料理はいかがでしょうか。
寒い季節もダッチオーブン大活躍! 簡単調理で美味しい鍋料理の出来上がり
秋から冬にかけてのキャンプツーリングでは、虫も少なく、焚き火のぬくもりがありがたい絶好の季節と言えます。そして寒い日のキャンプ料理といえば鍋! 食欲も満たし、身体も温まる簡単調理の鍋料理をご紹介しましょう。

今回作ってみたのは「キムチ牛すじ鍋」です。現地のスーパーでたまたま見つけたのが牛スジ肉だった、というだけですが、鶏肉や豚肉でも合うと思います。
肉の他にはキャベツ、長ネギ、エノキ、キムチなどを投入します。キャベツは白菜でも良いでしょう。加えて「パウダー状の出汁」「チューブ入りニンニク」「みりん」「味噌パウダー」「アウトドアスパイス ほりにし」など、どれも小パッケージで携行しやすく、キャンプツーリングに便利なもの。とくに味噌パウダーは、粉末状で保存も効くのでオススメです。
調理器具にはミニサイズの鉄鍋、いわゆるダッチオーブンを使用しました。加熱力が強く、中の具材に均一に熱が加わるため、一度フタを閉じればほぼ放置状態で美味しい料理が作れます。バイクの荷物としては鍋自体の重量がネックになりますが、キャンプ飯を楽しむことを思えば、ミニサイズであれば持っていく価値ありです。もちろんメスティンやコッヘルでも調理は可能です。

作り方はいたって簡単。ざっくり切った野菜を鍋に入れ、みりんやニンニク、出汁を加えて煮込みます。「アウトドアスパイス ほりにし」で味付けをしておいた牛すじ肉を投入し、火が通ったらキムチを入れ、味噌パウダーで味を整えて完成です。厳冬期なら、豆板醤などで辛味を増すのも良いでしょう。
シメにはうどんを入れてみました。煮込むほどにネギやキャベツがしんなりとして、うどんによく絡みます。それでも汁が残ってしまったので朝食に使います。即席麺(塩らーめん)を入れて煮込んだところ、牛肉の旨味がある野菜ラーメンになりました。ご飯を入れておじやにするのも良さそうです。
【了】