ピーター・ディンクレイジがロマンチックな悲恋ミュージカルに挑む!『シラノ』
100年以上にわたり愛され続けている名作戯曲を、ピーター・ディンクレイジ主演で名匠ジョー・ライトが再構築した『シラノ』が、2022年2月25日(金)より全国公開されます。
切なさが胸を打つ不朽の名作
19世紀に誕生し100年以上にわたり愛され続けている名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」が、あのピーター・ディンクレイジ主演で映画化されました。その名もズバリ『シラノ』は、これまでのシラノ・ド・ベルジュラックのイメージから脱却した、新たなシラノ作品に仕上がっています。

本作は監督のジョー・ライトが、妻であるヘイリー・ベネットが出演したミュージカル版に感銘を受け、ディンクレイジほかメインキャストはそのままに脚本家エリカ・シュミットに改めて脚本を依頼し作り上げたもの。ライト監督とディンクレイジにとって初のミュージカルであり、シュミットにとっては初の映画脚本。そしてディンクレイジとシュミットも実生活で夫婦という、表現者たちの才能と二人三脚が生んだ映画と言えるでしょう。
『シラノ』の舞台は17世紀フランス。剣の腕前は一級で、優れた詩を書く才能も持つ騎士シラノ・ド・ベルジュラックは、自分の外見に自信が持てず、愛するロクサーヌに想いを伝えることができません。そんなシラノの気持ちに気づかないロクサーヌは、あろうことか彼と同じ隊の青年クリスチャンに惹かれてしまいます。するとシラノは“ロクサーヌの幸せのためなら”と、文才のないクリスチャンに代わって(たっぷりと自身の想いを込めた)恋文をしたため、二人の恋路をサポートするのですが……。

シラノ未体験でも物語の察しがつくのは、同作が後年の様々な作品に多大な影響を与えてきたからでしょう。ディンクレイジがキャリアの初期に出演したオーストラリアのロマンティックコメディ映画『I Love You Too』(2010年:原題)もラブレターが重要なファクターになっていて、シラノ作品のテイストが感じられました。なお同作では、ディンクレイジがホンダCT110の後部座席に乗るシーンがコミカルに描かれています。

長きにわたって世界中の恋する人々の共感を呼ぶ、ロマコメの元祖とも言える「シラノ・ド・ベルジュラック」を『プライドと偏見』(2005年)や『つぐない』(2007年)の名匠ジョー・ライトが再構築した『シラノ』は、2022年2月25日(金)より全国公開です。










