高級自転車を守る自転車ロッカーサービス「B-Cocoon」に専用アプリ登場! 川越市から順次エリアを拡大予定
株式会社アイリッジが、東電タウンプランニング株式会社が2022年4月15日から実証実験として提供している自転車ロッカーサービス「B-Cocoon」の専用アプリ開発支援と、アプリへのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」の導入を実施したと発表しました。
高級自転車を守る自転車ロッカー
株式会社アイリッジは、2022年4月15日より東電タウンプランニング株式会社が実証実験として提供している自転車ロッカーサービス「B-Cocoon(ビー・コクーン)」の専用アプリ開発支援と、アプリへのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」の導入を実施したと発表しました。
同専用アプリではロッカーの検索から自転車の預け入れ、決済までをおこなうことができ、利用者はB-Cocoonを利用することで、高価なロードバイク等の盗難や悪戯を心配することなく休憩や食事、観光を楽しむことができます。

帝国データバンクの調査によると、2020年度の自転車販売市場は2100億円超となり、過去最高を更新しました。
なかでも電動アシスト車やロードバイク等、高価な自転車の売れ行きが好調で、近年、自転車をスポーツやレジャーとしてライフスタイルに取り入れる人が増えるなか、コロナ禍でも密を避けながら運動不足を解消し手軽に楽しめるアイテムとして、また中長距離の移動手段として、自転車の利用が増えていることが考えられる状況です。
一方、東電タウンプランニングが2019年に実施したサイクリスト600名への調査では、高価なロードバイクでは盗難の心配から観光地や公園周辺に近づくことが難しく、回答者の85%が安心して利用できる駐輪ロッカーを求めていることがわかりました。
そんな状況を打破するためにB-Cocoonを導入。利用者の自転車を守る堅固なロッカーとして、サイクリストが安心して休憩や食事、観光ができる環境を実現し、サイクリストを中心とした新たなライフスタイルを創出します。
ロッカーは会員登録無料で、時間制料金で利用可能。料金は、ロッカー設置場所により異なります。

今回アイリッジが開発支援を発表した専用アプリでは、「B-Cocoon」への無料会員登録から周辺の空きロッカー検索、自転車預け入れや取り出し、決済までをおこなうことが可能。
預け入れや取り出し時のロッカーの開錠は、スマートフォンを活用したロック開錠と開錠後のハンドル操作による二段階で安心・安全に、支払いは専用アプリに事前登録したクレジットカードによって簡単・スピーディーに完了することができます。
また、アプリに導入されたアイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」のプッシュ通知機能を活用することで、新しく設置されたロッカー情報などの情報を得ることも可能です。
なお、B-Cocoonは観光地として人気の川越市「小江戸エリア」から実証実験サービスの提供を開始。
今後もサイクリストからの需要が特に高かった観光地を中心に設置場所が拡大される予定で、2022年中に関東圏内に数十台の設置が予定されています。