こんなモデルもあった!? 歴代カブの面白車種をご紹介
3台目に紹介するモデルは、郵政仕様のスーパーカブ「デリバリー MD50」です。以前からカブに改造を施した郵政省向けの特別車両はラインナップされていましたが、郵便配達の専用設計車としては、1971年に登場した「MD90」が初となります。

ちなみに「MD」は「Mail Delibvery」の略で、郵便専用のバイクであることを指す略称となっています。ボトムリンクだったフロントフォークをテレスコピック方式に変更し、メーターと別体式のバーハンドルを採用。1972年には、乗り降りしやすく小回りが利くよう、小径の14インチタイヤに変更されました。
また、寒冷地などの寒い地域では、キャブヒーターやグリップヒーターなどを装備したモデルも存在。さらに原付や自動車免許しか持っていない郵便配達員にも対応するために、1973年に50ccモデルの「MD50」も登場しています。
なお、現在は配達業務用モデルの「スーパーカブ プロ」の車体をベースにした、50ccと110ccのMDシリーズが活躍しています。

4台目にご紹介する車種は、1982年に登場した「スーパーカブ50 SDX」です。50ccのスーパーカブ史上最大の5.5馬力を誇り、新設計のエコノパワーエンジンを搭載したモデル。
これまでのスーパーカブは、丸みを帯びたデザインが主流となっていましたが、スーパーカブ50 SDXはそれまでのイメージとは異なり、ヘッドライトやウインカー、メーターパネルなど、あらゆるパーツに角型デザインが取り入れられ、斬新なスタイルに進化しています。
なお、50SDXには「セル付き」と「キックのみ」の、ふたつのモデルがラインナップされていました。

5台目に紹介するモデルは、1997年に登場したスーパーカブ50の小型版、「リトルカブ」です。これまでは、カブシリーズの多くが17インチタイヤを採用していましたが、リトルカブは前後のタイヤサイズが14インチと、小さめのタイヤを採用した点が大きな特徴。
これにより、スーパーカブ50の基本構造はそのままに、シート高が30mmほど低くなり、足つき性や取り回しの良さを向上させました。小柄で親しみやすいスタイルと乗り降りしやすさから、若い女性に高い支持を得たモデルです。
若者を意識したパステル調のカラフルなカラーもラインナップされ、それまでの「オジサンバイク」というカブのイメージを一新。なお、リトルカブは排ガス規制に伴い、2017年8月末をもって生産終了となっています。
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今でも高い人気を誇る「カブ」シリーズは、過去から現在までに多種多様な派生モデルが販売されてきました。今後も時代や用途に合った、どんな派生モデルが発表されるのか、ホンダの動向から目が離せません。






















