多くのバイクに採用された点火方式!! 一部の競技車両や小排気量モデルでは現在も使用「CDI」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「CDI」についてです。
蓄電した電気で火花を飛ばす点火装置
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「CDI」についてです。
CDIとは、エンジンの点火方式のひとつで、「Capacitor Discharge Ignition(キャパシタ・ディスチャージ・イグニッション)」の略称です。
コンデンサーへ蓄えた電気を瞬間的に放出し、その電力でイグニッションコイルを作動させ、スパークプラグへ高電圧を送ることで混合気へ点火する仕組みとなっています。
多くの車種では、フライホイールに組み込まれた磁石の回転によって発電を行い、その電力を利用してコンデンサーへ蓄電します。

機械式接点を用いた「ポイント点火」に比べ、高回転域でも安定した点火性能を発揮しやすく、構造が比較的シンプルで耐久性に優れる点がメリットです。
1980~90年代には原付スクーターからレーサーレプリカ、大型オンロードモデルまで幅広い車種で採用されました。
現在ではFI化や電子制御化の進展によりECU(エンジンコントロールユニット/エレクトロニックコントロールユニット)による総合制御が主流となっていますが、CDIは軽量かつ構造が単純であることから、一部の競技車両や小排気量モデルでは現在も使用されています。
エンジン始動性や高回転性能に関わる重要な電装部品のひとつです。










