美味しいアジフライを求めて走る旅 高知県で巡り合った「ガリあじ」の味に感動!!
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。高知県でオリジナルアジフライ「ガリあじ」をいただきました。
高知県で巡り合ったオリジナルアジフライ、「ガリあじ」とは!?
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやってきたのは高知県高知市です。前日までお隣の愛媛県松山市で仕事、その後数日間フリーになったので四国を一周しようと、愛車のハーレー「ロードグライド」でのんびり走って来ました。

高知市を訪れたのは、たぶん3回目。前回は居酒屋で鰹の塩たたきを食べたくらいで、観光的な思い出はありません。そこで少しは有名ポイントを巡ろうと、まずは桂浜に向かいます。駐車場にバイクを停めて歩いて丘に登ると、坂本龍馬の銅像が太平洋を見下ろしています。
丘を降りて桂浜を歩くと、太平洋に面していることもあって想像より波の高い海岸でした。しばらくブラブラしてから高知市内に予約したホテルを目指します。駐車場から見えた浦戸大橋が気になったので橋を渡ります。浦戸湾の入り口にあって、高さ50mとなかなかスリルがあります。
市内の「はりまや橋」近くのホテルにチェックイン、近くを散歩しながら「ひろめ市場」に向かいます。前日まで松山で一緒に仕事をしていたDJのMさんが高知市在住ということで、案内してもう約束です。

Mさんが来るまで市場の中をうろうろしてみると、大きな屋台村という雰囲気で小さな店がたくさん軒を連ねています。高知県の特産がいろいろ販売されていて、目についた店で購入し、何カ所かに設置された席で食べるというスタイル。これは楽しい! タイのマーケット的な雰囲気です。
60以上ある店を覗いていると「ガーリックアジフライ」という気になるものを見つけてしまいました。アジフライはいろいろ食べてきましたが、ガーリックの冠が付くアジフライには初めて巡り合いました。
Mさんと合流し、オススメの店で「高知に来たらまずコレ」という鰹のたたき、塩とタレの2種とビールを購入します。普段あまり目にしない塩たたきも美味いし、ニンニクたっぷりのタレも美味い。「ガーリックアジフライ」についてMさんに訊いてみると、高知県のB級グルメで通称「ガリあじ」とのこと。高知県産の特大アジをニンニクで味付けしたアジフライだそうです。これは食べない選択はありません。
しかし、先ほど見つけたお店に行くと売り切れ……ガックリです。「ひろめ市場」ではほかに見つからなかったので、現地の飲み屋コネクションに詳しいMさんがあちこち電話して見つけてくれましたが、閉店時間も近いということで翌日のランチタイムに伺うことになりました。

翌朝、高知市の中心部から南国市へ向かう途中にある、鉄板焼き「ぬまけ」が目的の店です。鉄板が設置されているテーブル席に座り、早速「ガーリックアジフライ」をオーダーします。
店主の沼由佳さんにオススメを聞くと「西海(にしうみ)焼き」が看板メニューとのこと。250gの野菜とお好みの肉を炒めたもので、「ぬまけ」オリジナルの「ぬまけのたれ」で食べるようです。ということで「西海焼き」の「野菜炒めセセリ」とご飯をお願いします。
壁に貼られたメニューを見ると、お好み焼きや酒の肴がいろいろあって楽しい雰囲気です。メニューを目で追っていくと、ありました! 「ガーリックアジフライ」(550円)です! 高知県産BIGアジで人気メニューのようです。ここで「ガーリックアジフライ」がやってきました。確かにデカい! 厚みもかなりあります。

ニンニクで味付けされているので、そのままいただきます。一口目でニンニク風味が口の中に広がってきました。これは美味い! 筆者的にはご飯のおかずと言うより、ビールの肴にぴったりという感じです。
太平洋を自由に泳いでいたアジがニンニクで味付けされているという、ある意味贅沢なアジフライです。試しに「ぬまけのたれ」につけてみると、これはこれで美味い、などと唸りながら「ガリあじ」を完食したところで「西海焼き」もやってきました。
野菜たっぷりで健康に良さそうです。「ぬまけのたれ」にニンニクと一味を投入してガツガツ食べます。ご飯の盛りは「中」ですが、茶碗の倍くらいの量が盛られています。この上に「大」があって、更に「昔話」(約2.5合)もあるとのこと。
ニンニクたっぷりの「ぬまけのたれ」があれば「昔話」はともかく「大」くらいは軽く食べられそうな美味しさでした。
「ガーリックアジフライ」に「西海焼き」+ニンニクたっぷりの「ぬまけのたれ」、それに前夜のニンニクたっぷりの鰹のたたきと、完全にニンニク漬けとなった筆者は、ヘルメットの中でニンニク臭に包まれながら、東へ向かって走るのでした。

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110


















