ダカールラリー2023前半線終了! 総合優勝争いは僅差による接戦に
ダカールラリー2023のステージ8は、総距離821kmの長距離ステージで行われました。ステージ8は、Hero MotoSports Team Rally ロス・ブランチ選手が制しています。
ダカールラリー2023のステージ8
ダカールラリー2023のステージ8は、アル・ドゥアディミとリヤド間を結ぶ総距離821kmの長距離ステージですがスペシャルステージは345kmに短縮されています。

ステージ8優勝は、Hero MotoSports Team Rally ロス・ブランチ選手、2位Red Bull GasGas Factory Racing ダニエル・サンダース選手、3位BAS WORLD KTM RACING TEAM メイソン・クレイン選手が表彰台を獲得しました。
前半戦を終え総合1位のHusqvarna Factory Racing スカイラー・ハウズ選手から、総合6位のMonster Energy Honda Team エイドリアン・ヴァン・ベバレン選手まで3分以内の差で混戦模様の大会となっています。
■Monster Energy Honda Team パブロ・キンタニラ選手(ステージ4位/総合5位)

長いステージを経て、やっとレストデーまでたどりつくことができました。今日一日、いいスピードとリズムで走ることができました。寒さと長距離による疲労によってとてもハードなコンディションのステージでした。ラリー後半に向けていいポジションにつけていると思います。このカテゴリーが大きく進化していることを実感しており、そのリズムには感心させられます。その中でも、私たちは後半に向けてさらにプッシュし、アタックしていけると強く感じています。
■Monster Energy Honda Team エイドリアン・ヴァン・ベバレン選手(ステージ5位/総合6位)

今日もいいステージを過ごすことができました。タイムを取り戻すのにいい機会だと思ったので、スタートからアタックしようと決めていました。特に岩場が多く続いた前半は簡単ではありませんでした。その後、高速域に入ってからもいいペースのまま進むことができました。いい結果で前半を終えられたので、後半のダカールラリー最後の週を楽しみにしています。もしできるなら、レストデーをスキップして明日から後半をスタートしたいぐらいです。
■Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネホ選手(ステージ12位/総合9位)

さまざまな地形からなるステージ8を無事に終えることができました。CRF 450 RALLYの手応えはよく、総合的にいい日となりました。ついにレストデーを迎え、後半に続く重要な1週間に向けてチャージをする時間となります。少し遅れをとっていますが、ダカールラリーでは何が起こるかわからないので、引き続き集中してトップを目指します。
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9日は、ダカールラリーはレストデーです。ラリー後半に向けてつかの間の休息を過ごします。