放置は避けて駐輪場へ 意外と多い盗難 原因は所有者のうっかり!?
「自転車駐輪場」と言うと、なぜかそこは安全な場所だとイメージするかもしれませんが、じつは自転車の盗難が多く発生する場所でもあります。「駐輪場に置けば大丈夫」と油断せず、施錠が肝心です。
駐輪場だからと油断は禁物、必ず施錠を
日常生活で自転車に乗っていて、ちょっと遠出をした時に気になるのが「駐輪場」事情です。いつもの行動範囲ではなく、たまたま行った場所で気になる店や飲食店があったら、自転車を停めて立ち寄ってみたいものです。いつもの駅前やコンビニ、スーパーマーケット、大型商業施設などなら、ほとんどの場合は駐輪場が併設されているので困ることは少ないかもしれませんが、幹線道路沿いの小さな店や裏路地の隠れ家的な店では、駐輪場はまずありません。

そんな時についやってしまうのが、歩道や路肩に停車する、いわゆる「放置自転車」です。「ちょっと停めるだけ」だとしても、はたから見れば自転車を放置していることに変わりはありません。それが長時間放置することによって街の景観を損ねたり、通行人の邪魔になってしまうだけでなく、万が一の際に緊急車両が通れないこともあります。また点字ブロックなどの上に乗ってしまうと、必要としている人とって大きな障害となってしまいます。
また、放置自転車として撤去されてしまった場合は、撤去自転車の保管所・集積所に出向き、数千円の撤去・保管料を支払って自転車を引き取る必要があり、無駄な出費にもなってしまいます。つい停めたくなる気持ちは十分理解できますが、駐輪場ではない場所に自転車を停めることは賢い選択とは言えません。
そしてどうにか駐輪場を見つけて無事に駐輪できた時に気をつけたいことがあります。じつは駐輪場は、自転車の盗難が多く発生する場所でもあるのです。
その大きな要因として、駐輪場は人が集まる場所から少し離れたところに設置されていることが多く、無人で人目につかない状況が挙げられます。盗難目的の曲者にとってはもってこいの状況です。それと同時に、自転車を停車する人がカギをかけ忘れることも、盗難の発生率を上げる要因になっています。
有料の無人駐輪場でラックに自転車を入れて自動的にロックがかかったり、備え付けのチェーンをかけるタイプだと、それだけでホッとして自転車のカギをかけ忘れてしまうことが多いようです。
駐輪場のロックは防犯のためではなく、あくまで使用料金をカウントするためのロックです。精算機で数百円支払えば誰でも持ち出すことができてしまいます。これは有人の駐輪場も同様で、カギをかけていなければ、入口の係員に料金を支払うことで簡単に他人の自転車を持ち出すことができてしまいます。
ちなみに、自宅の駐輪スペースでもカギのかけ忘れによる盗難は発生します。自分の敷地内だからと油断せず、必ず施錠を習慣にしましょう。





