アメリカンバイクってどんなバイク? 特徴はどこにあるのか?
アメリカンバイクを所有する上で、どのようなメリットがあるのか
車体の長さはホイールベースが長いことを意味するため、直進の安定性に非常にすぐれています。ライディングポジションも楽な姿勢で運転できるため、とくに高速道路を利用しての長距離のツーリングなどでは、身体へ負担が少なく疲れにくいので最適です。

また、バイク選びの際に気になる足つき性ですが、アメリカンバイクのほとんどがシート高700mm前後と低くなっています。たとえば、国産アメリカンの代表モデルである、ヤマハの「ドラッグスター400」のシート高は660mmしかありません。原付スクーターと同等もしくは、それより低いシート高なので、足つきに不安のある小柄な女性でも安心して乗ることができます。
一方、アメリカンバイクのデメリットは重量級のモデルが多いため、車体が重く扱いが大変なことです。たとえば、ドラッグスター400の車両重量は234kgにもなり、同クラスに比べてかなり重くなっています。
さらに車体が重い上、ボディが大きくなるため、取り回しがしづらく小回りもきかないので、狭い駐車場に停めるときに苦労しがちです。また、車体が大きいゆえに広い駐車スペースが必要になるので、停める場所に困ることも少なくありません。
アメリカンバイクは、社外パーツもたくさんラインナップされています。そのため、カスタムして乗るのもアメリカンバイクの醍醐味の一つです。「クラシック」や「チョッパー」など、いくつかのスタイルがあります。
伝統のハーレーのテイストを取り入れたのが「クラシック」。ビンテージな雰囲気を醸し出す、大きめのフェンダーや幅広ハンドルなどのアメリカンの王道のスタイルです。
余計な部分をカットした「チョッパー」は、フレームやフェンダーなどをなくしたり、ハンドルを高くしてフロントフォークを長くするスタイルに加え、コンパクトな燃料タンクも定番です。

「ボバー」は、リアフェンダーをカットして短くするのが特徴で、ダートトラックレースのバイクをモチーフにしたカスタム。無駄なパーツをカットするなど、チョッパーと共通点が多いスタイルです。
では、アメリカンバイクにはどのようなモデルがあるのでしょうか。
ハーレーダビッドソンの「Forty-Eight」は、ボディ全体が丸みを帯びたスタイリッシュなシルエットが特徴。見た目のかっこよさはもちろん、スポーツスターシリーズの名に恥じない性能の高さと、ワイルドなボバースタイルが人気の秘密です。
国産アメリカンで高い人気を誇ったのがヤマハの「ドラッグスター400」。国内ライバル車が水冷エンジンを採用するなか、ハーレーと同じ空冷エンジンを搭載し、本格的なアメリカンスタイルで注目を集めました。1996年に登場し2017年まで生産され、20年以上にわたり多くのライダーに愛されたロングセラーモデルです。
2015年に登場したのがカワサキの「バルカンS」。定番のV型エンジンを採用せず、649ccのパラレルツインを搭載したクルーザーモデルです。流れるような美しいフォルムで、あえてクラシカルな雰囲気は出さずにアメリカンを現代風にアレンジ。従来のカテゴリーの枠にとらわれない、スポーツテイストの強いフィーリングに仕上げられています。

2017年の登場以来、大ヒットを記録しているのがホンダの「レブル250」。他のモデルにはないアメリカンの独創的なスタイルを築き、足つき性がよく車体が軽いのが魅力です。レブルシリーズには、500ccと1100ccの排気量もラインナップしており、ライダーのレベルに合わせてチョイスできるのもポイント。
なお、かつて50ccの原付アメリカンバイクも存在しました。代表的なモデルはホンダの「ジャズ」と「マグナ50」。どちらもカブ系の横型エンジンを搭載し、すぐれた燃費と耐久性を実現したモデルです。また、ロー&ロングのスタイルで、原付らしからぬ迫力あるボディと高い質感で人気を博しました。
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アメリカンバイクは、ほかのジャンルにはない、ひと味違った魅力がたくさん詰まったバイクと言えます。いままで興味がなかった人も、一度でもまたがればその魅力に引き込まれてしまうかもしれません。









