夏は、すぐそこまで来ている! 暑い日にバイクに乗る際の注意点

気温が高くなり、熱中症に警戒する時期がやってきました。ライダーは熱中症対策の意味も込めて、バイクにまつわるさまざまな暑さに対処する必要があります。暑い日のバイク走行では、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。

暑い日は要注意!バイク乗りが気をつけることって?

 この時期、バイク乗りにとって避けられないのが走行中の暑さ。年々上がる気温の中で、暑さ対策を講じてきた人も多いでしょう。

 2023年度の6〜8月は記録的猛暑を記録し、あまりの猛暑によってコンクリートが柔らかくなり、バイクスタンドがめり込んだ……という事例もありました。また気象庁の2024年度の6〜8月の季節予報によると、2024年も例年よりも高い平均気温になる見込みとされているなど、早めの暑さ対策が求められそうです。

 では暑い日にバイクに乗る際、どういった点に注意すればよいのでしょうか。

熱中症の予防には、水分補給が必要不可欠
熱中症の予防には、水分補給が必要不可欠

 まず、1番に気をつけたいことが「熱中症」について。

 これからの時期、バイクに乗らない場合でも注意が必要ですが、熱中症は、気温が高く日差しが強い環境であったり、身体に熱が生じている場合や長時間屋外で作業をしていたりといったことが要因となり発症します。

 主な症状は頭痛や吐き気、倦怠感、手足のしびれや痙攣のほか、意識障害を引き起こす場合もあるなど、重症度によって異なります。

 熱中症の予防には、水分補給が必要不可欠です。喉が渇いたら飲むのはもちろん、喉の渇きを感じる前に飲むのも重要なポイント。また少しずつこまめに摂取したり、補給する水分量を見直したりすることも、予防につながります。

 なお、補給にオススメなのはスポーツドリンクや塩分入りのタブレットなど、塩分が含まれるものが挙げられます。熱中症は汗が出て水分が失われると同時に、塩分やミネラルも失われてしまうため、塩分補給も同時におこなうのが必要不可欠というわけです。

 また事前の対策として、環境省の熱中症予防情報サイトで熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)・熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)の発表状況を確認しておくのも、ひとつの手です。

 これらの内容は気象庁のサイトにてまとめられています。熱中症から身を守るための情報や気温の見通し、観測情報などが記載されているため、気になる人は調べてみるとよいかもしれません。

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