気分はケニーロバーツそれともウェインレイニー!? ヤマハマルボロカラーに感涙せずにはいられないXSR900GP試乗!!
タバコメーカー/ブランドが積極的にモータースポーツをスポンサードしていた時代を象徴するマシンのひとつが、ヤマハ・マールボロカラーです。1980年代からヤマハの世界グランプリ参戦を支援し、赤と白のツートーンは市販車にも採用されてきました。バイクファンの印象に強く残っている、そんな特別なカラーが『XSR900GP』で復活! バイクライター青木タカオさんによる熱き試乗レポートをお届けいたしましょう。
憧れの80年代ヤマハグランプリカラー!
赤×白のツートーンに黄色ゼッケン! まるで、ケニー・ロバーツが駆ったマルボロカラーのYZR500(OW61)ではないですかっ!!
レーサーレプリカブームを知る者は感涙し、若者たちには新鮮なのでしょう。『RZV500R』や『TZR250』『YSR80/50』など、人気を博したヤマハ80年代のスタイルがついによみがえりました。

スポーツヘリテイジ『XSR900GP』が、欧州にて発表されたのは2023年秋のこと。瞬く間に話題沸騰、注目の的となり、翌24年春のモーターサイクルショー(大阪や東京など)でヤマハは実車を展示しました。
バイクファンらからの熱視線を浴び、大きな反響があったのは記憶に新しいところ。日本では5月20日に発売され、いよいよ乗ることができます。
もちろんセパハン&バックステップ!!
その名が示す通り、並列3気筒エンジンを搭載する『XSR900』がベース。いざ乗ろうと、実車を目の当たりにすると、車体は大きめな印象。『XSR900』との相違点はカウルの有無だけでなく、細部にも渡っていることが見てわかります。

カウルは丸みを帯びながらも、フロントエンドのゼッケンスペースの面積が広めで、80年代によく見られた形状を彷彿とさせます。
そこへ、存在が目立たぬよう小型のLEDライトが埋め込まれ、レーシングイメージを強調。張り出すナックルバイザーをカウル本体とは別体で留めているだけでなく、カウルを固定するステーを丸パイプにするところも心憎い。細部までも80年代のマシンを再現する手の込みようです。

レーシングスタイルのクリップオンハンドル、いわゆる“セパハン”(セパレートハンドル)やデルタボックスフレームのアルミ地をイメージしたシルバー塗装のフレームなど、GPマシンへのオマージュがたっぷりと感じられるから、もぉ~たまりません!














