大手4社シリーズ!! ヤマハ発動機のバイクの特徴は?
日本のバイクメーカー大手4社は世界的にも高い人気を誇っています。そのうちの一つであるヤマハのバイクには、どのような特徴があるのでしょうか。
ヤマハのバイクは美しいデザインと高いハンドリング性能が魅力
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキと、日本には世界に誇るバイクメーカーが4社も存在します。中でもヤマハは、人気・実力ともにトップクラスのメーカーです。
ヤマハと聞くと、楽器メーカーを連想する人も多くいるかもしれませんが、元々はひとつの会社であったものの、1955年に楽器メーカーのヤマハ株式会社から独立しヤマハ発動機を設立。現在は別会社となっています。
とは言え、ヤマハのバイクには楽器製造のクラフツマンシップを確かに感じられるこだわりが詰まったバイクが数多くラインナップしています。では、ヤマハのバイクにはどのような特徴があるのでしょうか。

バイク好きなら1度は目にしたことがあるであろう、「デザインのヤマハ」、「ハンドリングのヤマハ」という言葉。これらはヤマハのバイクの特徴をとても分かりやすく表している言葉です。
まず「デザインのヤマハ」と言われる所以は、ヤマハのバイクのデザイン性の高さにあります。
ヤマハは、スタイリッシュな外観、細部まで妥協を許さないこだわりの設計が光るモデルを多数展開し、国内外のデザイン賞各賞を多数獲得してきました。「美しい」、「センスがよい」、「洗練されたスタイリング」とそのデザイン性の高さに惚れ込むライダーは多いようで、年齢、性別問わず幅広い層に支持されています。

ヤマハのデザインへのこだわりは強く、1955年に初めて発売した「YA-1」をはじめ、多くの車両をデザイン会社に外注しています。これにより、数々の美しい前衛的なデザインが産み出されているというわけです。
また、ヤマハはたびたび変革を起こし、時代を先取るモデルを積極的に産み出してきました。前輪がふたつ、後輪がひとつという見るからに斬新で目を引くデザインの「トリシティ」を開発するなど、ヤマハらしい革新的な取り組みも注目すべき特徴と言えるでしょう。
次は「ハンドリングのヤマハ」についてです。

ヤマハは、ホンダと同じく長きにわたりモータースポーツにも力を注いできました。そしてレースの際に、ヤマハのバイクがコーナーの進入から旋回でライバルを華麗に抜き去る姿がたびたび目にされていたことから付けられた常套句が「ハンドリングのヤマハ」、また「コーナリングのヤマハ」です。
これはすべての特性がコントロールしやすく、誰が乗っても、そして低速でも高速でも変わらない操作性の高さに由来しているほか、しっかりと市販車にフィードバックされています。