違反じゃないの? たまに見かけるヘッドライトが黄色いバイクの謎

ときどきヘッドライトが黄色いバイクをみかけることがあると思います。本来白色であるはずのヘッドライトの色を変更する事は、違反にはならないのでしょうか。

年式によってはOK!? ヘッドライトの色に関するルールとは

 道を走っているバイクを見ていると、たまにヘッドライトが黄色いバイクを見かけることがあります。

 純正のヘッドライトは基本的に白色で、黄色いバイクはレンズやバルブの色をカスタムされたものですが、ヘッドライトは夜間などの視界が悪い時に役立つ重要な部品であるため、昨今は昼間でも常時点灯するよう決められています。

 そんなヘッドライトの色を、勝手に変更しても良いのでしょうか。

バイクのヘッドライトは基本的に白色でなければならない
バイクのヘッドライトは基本的に白色でなければならない

 結論からいえば、ヘッドライトは基本的に白色でなければなりません。ただし年式によっては例外的に、淡黄色のヘッドライトを使用することが認められています。

 なお、ヘッドライトやテールランプ、ウインカーのような安全の確保のために装備されている部品を「保安部品」といい、保安部品に関する細かなルールは「道路運送車両法の保安基準」に定められています。

 その基準において、ヘッドライトの色は白色でなければならないと定められているため、ヘッドライトの色をむやみにカスタムする事はできません。

 ただし「道路運送車両の保安基準第2章及び第3章の規定の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示」という告示においては、平成17年(2005年)12月31日以前に製作された自動車であれば、走行用前照灯の灯光の色は、白色又は淡黄色であれば良いとされています。

 そのため、ホンダ「CB400フォア」やカワサキ「750RS」のように、2006年よりも前に生産が終了した車種であれば、問題なく淡黄色のヘッドライトを使用することが可能です。

【画像】ヘッドライトは白じゃなくてもOK? 黄色いヘッドライトが光るクールなバイクを画像で見る(10枚)

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