セールストップ続けるレブル250の血を分けた兄貴は影の実力者! 知る人ぞ知る隠れた名車だ!!

見分けがつかないほどそっくり

『レブル500』が『レブル250』とそっくりなのは、シャシーを共通化しているからです。もし、見分けがつかないのなら、エンジンに注目。シングルの『レブル250』はエキパイが1本であるのに対し、ツインの『レブル500』は2本です。

 身長175cmの筆者(青木タカオ)とホンダ「レブル500」(左)。先月末に発売され、クラッチ操作不要でも楽しめる「E-Clutch」搭載グレードも設定された最新「レブル250」(右)とシャシーを共通化しているため足つき性にも優れています
身長175cmの筆者(青木タカオ)とホンダ「レブル500」(左)。先月末に発売され、クラッチ操作不要でも楽しめる「E-Clutch」搭載グレードも設定された最新「レブル250」(右)とシャシーを共通化しているため足つき性にも優れています

『レブル500』は400ccオーバーの大型バイクであるにも関わらず、シート高は690mmと低く、乗り手の体格を選びません。操作性の軽いクラッチやゆったりとしたライディングポジションなど、バイクに乗る際、面倒や難儀に感じることが極力ないよう考え尽くされています。

 跨ったらすっと手を伸ばしたところにハンドルがあり、足を上げれば自然とステップにのります。クルーザーらしい堂々と構えるライディングポジションで、身体のどこにも無理や負担がなく、身長175cmの筆者も小柄な女性でも、それは変わりません。

 車両重量は191kgで『レブル250』(単気筒エンジン搭載)と比較すれば20kg増となります。250ccのバイクと同等の車格ながら、心臓部はボア・ストロークを67×66.8mmとした471cc並列2気筒エンジンですから走りは軽快です。スロットル操作への応答性に優れ、キビキビ俊敏に走ります。

見た目以外のCL500との違いは?

 いざ購入を検討したとき、エンジンやフレームなど基本構成を共有する『CL500』とは、大いに迷うところでしょう。スクランブラースタイルの『CL500』はシート高が10mm上がり、790mmとなります。

ホンダ「CL500」に乗る筆者(青木タカオ)
ホンダ「CL500」に乗る筆者(青木タカオ)

 また『レブル500』の最大トルク(43Nm[4.4kg-m]/6,000rpm)の発生回転数は、『CL500』より250rpm低く設定され、より低い回転域から力強い出力フィーリングが体感できます。

 細い道に入るのも気兼ねなく、小回りも効く。500ccクラスという玄人好みな排気量帯ですが、いちどでも味わってしまうと、手離せなくなるのも頷けます。

 大型バイクビギナーが安心してステップアップを果たせるモデルで、女性にも人気が高い。メーカー希望小売価格は92万4000円(消費税10%込)。

 2月20日発売の新型モデルでは、ハンドル形状を見直しポジションの最適化を図るとともに、シート内部の素材を変更し、快適性も向上。ガンメタルブラックメタリックとクラシカルホワイトの車体色が選べます。

【画像】大型免許が必要でもフレンドリー!! ホンダ「レブル500」(2024年モデル)を画像で見る(28枚)

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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