バリューっぷりがスゴイ!? TREKの軽量バイク「Emonda(エモンダ)」のミドルグレードに2025年カラー登場

アメリカの自転車ブランド「TREK(トレック)」のロードバイクシリーズは、大きく分けて3種類展開しています。その中で軽さにフォーカスした「Emonda(エモンダ)」シリーズのミドルグレード「Emonda SL 4」は、主力モデルと言えるほどの設計ながらバリュープライスを実現しています。

カーボン素材は航空宇宙産業を超えるレベル!?

 アメリカを代表する自転車ブランドのひとつ「TREK(トレック)」は、大変豊富なラインナップを誇っていますが、ロードバイクは大きく分けて3シリーズを展開しています。エアロに優れた「Madon(マドン)」、際立つ快適性の「Domane(ドマーネ)」、そして軽さにフォーカスした「Emonda(エモンダ)」です。それぞれアルファベットを入れ替えた名称という特徴もありますが、ひとつの機能性を際立たせたシリーズを展開しているのが大きな特徴です。

TREK「Emonda SL 4」2025年モデル新色:Lithium Grey
TREK「Emonda SL 4」2025年モデル新色:Lithium Grey

 なかでも「エモンダ」シリーズのミドルグレード「Emonda SL 4」は主力モデルと言えるほどの設計ながらバリュープライスを実現しています。

 前モデルと比べて軽さだけでなく、空気抵抗の少ないフレームデザインとなりました。カーボン素材はトレックが誇るオリジナル素材の「OCLVカーボン」を採用しています。これは「Optimum Compaction, Low Void」の略で、カーボンファイバーを樹脂で硬化させる際には強度に影響を及ぼす空隙(くうげき)が発生してしまいますが、高い圧力と熱の力で空隙率を極めて低くできる技術です。

 この基準たるや航空宇宙産業を超えるほどで専売特許となっています。つまり高品質のカーボンフレームを生み出すことができるメーカーということです。

 ミドルグレードの「エモンダSL4」のフレームデザインは、プロが使用するモデルと全く同じで、違いはOCLVカーボン・500シリーズをフレームとフォークの素材に採用している点のみです。

 よりエアロフォルムとなったフレームチューブの形状がこれまで以上にスピードを引き出し、前モデルと比較して1時間走行した場合60秒差をつけることができるとし、8%の勾配で1時間走ったとしたら、18秒のタイム差をつけることができると言います。

 起伏の多いコースで行なわれるセンチュリーライド(指定された時間内で100マイル走るイベント)や、風が強く吹く平坦路でのライド、高速ダウンヒルでも安定した走りを楽しめるでしょう。

 アッセンブルされているパーツは、メインコンポーネントにシマノ105とティアグラをブレンドした11速ドライブトレイン、フラットマウントのパワフルな油圧ディスクブレーキ、ハンドルまわりは内蔵ケーブルルーティング、そしてホイールに姉妹ブランド「Bontrager(ボントレガー)」の「Paradigm SL」(チューブレスレディ)を装備しています。

 素晴らしいパフォーマンスを提供してくれるであろう「Emonda SL 4」の2025年モデルには、ニューカラーとなる「Lithium Grey」も発表され、価格(消費税10%込み)33万9000円(完成車)というバリュープライスは、これからロードバイクに乗ってみたいという人にオススメできるモデルと言えるのではないでしょうか。

【画像】完成車でこの価格!? もはやバーゲンプライスで新色も登場(9枚)

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