わずか595gの超軽量フレーム!? スペシャライズドの「Aethos」が第2世代に進化 驚きの軽さと堅牢さとは

米国の自転車ブランド「SPECIALIZED(スペシャライズド)」から、世界最軽量の量産ロードフレーム「Aethos 2(エートス2)」が登場しました。

超軽量バイク「Aethos」が第2世代へと進化

 5年の歳月をかけて、「SPECIALIZED(スペシャライズド)」の超軽量フレーム「Aethos(エートス)」が第2世代へモデルチェンジを果たし「エートス2」となりました。

SPECIALIZED新型「Aethos 2」
SPECIALIZED新型「Aethos 2」

 そのコンセプトは「超軽量でありながら、単なる軽量化を目的としたバイクではない」ということ。「設計の常識、UCIの重量規制、そして業界が定義するロードバイク像を問い直し、ただひとつロードライドの歓びを極限まで追求した」といいます。

 拡張されたタイヤクリアランス、新しいRoval Alpinistコンポーネント、そしてデータに基づいて進化したジオメトリーにより、見た目は控えめながらも、ライドパフォーマンスは大幅に進化しています。

 フレームの大きな変更のひとつは、タイヤクリアランスを拡張したことです。最大35mm幅のタイヤに対応しつつ、フレーム重量はわずか595g(S-Works、56サイズ)となっています。

 この軽さを維持しつつ、新しいジオメトリーとクリアランスを両立するために、新次元のカーボンレイアップを開発しました。ミリ単位の積層調整を繰り返し、数値上の軽さではなく、ライドフィールとしての「エレガンスさ」を追求しています。

 また、より多くのライダーにフィットするジオメトリーを採用しています。同社独自のフィッティングシステムであるRetulフィットデータに基づき、スタックを約15mm高く設計したことにより、これまで以上に幅広いライダーにフィットします。

 さらに、ヘッドチューブ角を0.5度寝かせ、ホイールベースを7mm延長、BBハイトを3mm低く設定しました。精確なハンドリング性能を保ちながら、汎用性と安定感がさらに高められています。

「S-Works」および「Pro」グレードには「Alpinist Cockpit II」が採用され、山岳ルートでの軽快な登坂性能と、長時間ライドでの快適性を両立します。

 10万件以上のRetulフィットデータをもとに開発されたエルゴノミックデザインは、トップ部は手の圧迫を軽減する楕円形状で、4度のフレアが自然な手首角度を導きます。姉妹製品のRapideコックピットと比較し、振動吸収性を28.3%向上させ、優れたコントロール性能と疲労軽減を実現。内装ケーブル設計により、クリーンで洗練された外観も手に入れました。

 S-Worksモデルに搭載される「Roval Alpinist CLX III」ホイールは、前後合計1131gという驚異的な軽さを達成。ARRIS社製エアロコンポジットスポークが振動を効率的に吸収し、高速域でも安定した接地感を生み出します。さらに、フックドリム構造がタイヤ保持性と耐パンク性を高め、あらゆるライドシーンで信頼性とパフォーマンスを発揮します。

 このカーボンレイアップを採用したフレームに加え、細部パーツまで専用設計を徹底しています。サドルレールクランプ(9g削減)、ブレーキマウント(2g削減)、BBシェル(6g削減)、UDHディレイラーハンガー(2g削減)など、あらゆる箇所で軽量化を図りました。これにより、世界最軽量ディスクロードフレームの座を維持しつつ、軽量な完成車のラインナップを実現しています。

 エートスの設計思想は素材やプログラムではなく、「人間的な気づき」から生まれました。エンジニアがテスト施設でフレーム挙動を解析する中で、荷重時にフレームが呼吸するように微細にたわむリズムを発見。この「動き」をヒントに、フレーム内部で力がどのように伝わるかを解析し、その結果をスーパーコンピュータに入力。世界最大規模の実測データと組み合わせることで、見た目はシンプルながら構造的に最適化されたラウンド形状のフレームが完成しました。これを「Flow State Design(フローステートデザイン)」と名付けており、ライダーとバイクが完全に一体化し、動きの中に没入する瞬間、身体の動きがすべて噛み合うような感覚、その「フロー」の瞬間を、すべてのライドで体験させてくれます。

 形状最適化により、従来必要だった補強レイヤーを削減し、剛性とライドクオリティを両立しながら、さらなる軽量化を実現しました。さらにその強度は業界基準を大きく上回り、2377ワットで10万回以上のペダリング試験にも耐える堅牢性を誇ります。

 ラインナップはプロスペックのS-Worksモデル、プロモデル、エキスパートとなっています。違いは主にフレーム素材のカーボンファイバーで、価格(消費税10%込み)は以下のとおりです。

「S-Works Aethos 2 SRAM RED AXS」176万円(スラム・レッドAXS完成車)2色展開

「S-Works Aethos 2 Shimano Dura-Ace Di2」176万円(シマノ・デュラエースDi2完成車)2色展開

「S-Works Aethos 2 Frameset – FACT 12r Carbon」77万円(フレームセット)4色展開

「Aethos 2 Pro SRAM Force AXS」110万円(スラム・フォースAXS完成車)1色のみ

「Aethos 2 Pro Shimano Ultegra Di2」110万円(シマノ・アルテグラDi2完成車)1色のみ

「Aethos 2 Expert Force AXS」79万2000円(スラム・フォースAXS完成車)2色展開

「Aethos 2 Expert Shimano Ultegra Di2」79万2000円(シマノ・アルテグラDi2完成車)1色のみ

「Aethos 2 Frameset – FACT 10r Carbon」47万3000円(フレームセット)2色展開

【画像】超軽量!! 完成車ですら8kgにも満たないSPECIALIZED新型「Aethos 2」を見る(19枚)

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