サーキット走行の必需品であり、ライダーの正装! 「革ツナギ」とは? 近年ではエアバッグも内蔵!!
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「革ツナギ」についてです。
サーキットを安全に走るために進化を続ける
革ツナギとは、ロードレースでライダーが着用するレザー製のレーシングスーツのことを指します。

本革は耐擦過性に優れているため、転倒時でもライダーの肌がアスファルトで削れるのを防いでくれます。頭はヘルメット、手はグローブ、足はブーツを着用し、さらに革ツナギを着ることで、全身がガードされるのです。
最近ではエアバッグ内蔵の革ツナギが主流になりつつあり、本革という昔ながらの素材を使いつつも、日々、進化を続けています。
また、革ツナギはライディングポジションに合わせて作られているため、走行中は楽ですが、バイクを降りて歩くのは大変。革ツナギを着ているライダーが猫背気味で、膝を曲げて歩いているのはそのためなのです。