クラシカルなスタイルが魅力のおしゃれ番長! ロイヤルエンフィールド「スーパーメテオ650」はゆったりと「旅」を楽しむ王道クルーザー
レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、ロイヤルエンフィールド「スーパーメテオ650」をレポートしてくれました。
クラシカルでどっしりとしたスタイルがカッコいい
皆さんこんにちは! レーシングライダーの石塚健です。ついこないだまで、僕はレースのためにフランスのル・マンに行っていましたが、テストとレースの間の滞在中のタイミングでは、ル・マンにしては珍しくとっても天気が良かったんです。
2週間ほど滞在していましたが、決勝レース当日までは一瞬雨がぱらつくことはあっても1日降るという日は少なめ。ヨーロッパのカラッとした清々しい気候が続くと、やはりバイクに乗りたくなって、愛車が恋しい日々を送っていました。
まだヨーロッパの公道でバイクに乗ったことがないのですが、いつかあちらの壮大な自然とか絶景のワインディングロードをツーリングしてみたいと思っています。
では本題へ! 今回試乗したのは、ロイヤルエンフィールドのクルーザー「SUPER METEOR 650(スーパーメテオ650)」です。
スーパーメテオ650はイギリス発祥、現在はインドに拠点をおく老舗バイクメーカー、ロイヤルエンフィールドが製造するクルーザースタイルのバイクで、2023年に登場。
後発の「ショットガン650」や「ベア650」などと同じ並列2気筒エンジンを搭載しながらも、クルーザーらしい快適性と長距離走行向けの設計が特徴となっています。

エンジンは排気量648ccの空冷パラレルツインで、シームレスなギアチェンジと力強い低速域での加速性、快適なスロットルレスポンスを実現させたとのこと。
外観はクラシカルで重厚なフォルムのクルーザーモデルで、タンクの丸みやフェンダーの曲線、マフラーの形状がまさに昔ながらといったスタイル。低く長いシルエットは、雰囲気があってとてもカッコいいと思います。
それでは足つきを見ていきましょう。シート高740mmに対して僕(=身長165センチ)が跨ると、両足共に踵まで地面に付くので、足つき性はいい印象。
車重は241kg(スタンダード)と割と重量があり、クルーザーバイク特有のどっしり感がありますが、足つきの良さから安定感、そして安心感へ繋がっています。
では走行していきます。エンジン音はドコドコドコという低めで太い音。それほどの大きい音ではありませんが、落ち着いた重厚感があって、耳に心地よいサウンドです。
ステップ位置はやや前方にあるのでリラックスした体勢で乗ることができ、ポジションは全体的に楽でした。

スロットルをひねった時の加速はマイルドで滑らか。ハイパワーなスポーツバイクのようなパンチの効いた加速感はありませんが、その分穏やかでコントロールがしやすい点がとても好印象です。
一速下のギアで走っていても、トルクで引っ張ってくれる安心感と心地よさがあり、高回転まで回すバイクというよりは、流して走りを楽しみ味わうバイクだなと感じました。
ホイールベースが長く、低重心なクルーザーなので、当然タイトなコーナーリングは重さを感じるところはあります。
しかし、特に緩やかなコーナーではセルフステアが効き、思っていたより自然に旋回してくれるため、これまたクルーザーでは当然ながら、バンク角は控えめではあるものの、クルーザーにしては普通に寝るなという印象。
実際ステップの地面への接地を気にすることなく走行することができました。
スーパーメテオ650の試乗を終えて、感想を総評すると、“ゆったりとした時間を楽しむクルーザーバイク”というのがしっくりくる言葉。
速さや運動性能ではなく、鼓動感や安定感、景色を楽しみたい方にぴったりの1台で、タンデムを楽しんだりカスタムをするのも楽しみ方のひとつだと思います。
ということでスーパーメテオ650の価格(消費税10%込)は、カラーによって少し変わってきますが、今回試乗したグリーンが99万8800円、ブラック、ブルーが97万9000円となっています。ぜひ参考にしてみてくださいね! それではまた次回!
Writer: 石塚健
(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。 2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。









