ストリートに映えるスタイルとバランスのいいパワフルな走り! ハスクバーナ「スヴァルトピレン801」に試乗

レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、ハスクバーナ「スヴァルトピレン801」をレポートしてくれました。

街中でもバランスの良さが感じられる800㏄

 皆さんこんにちは! レーシングライダーの石塚健です。梅雨時期になり、雨の日が多くなってきました。

 ふらっとツーリングに出かけようかなぁと思っても、雨が降っていると諦めるしかありません。

 練習においても同じく、最近はモトクロスに乗ってトレーニングをしているのですが、小雨ならまだしも、しっかりと降ってしまっては乗れません(洗車も大掛かりになるのが嫌です笑)。

 気持ちよくツーリングできる時期も限られているので、乗れるときに乗っておいたほうが良いかもしれません!

 というわけで、今回インプレッションしていくのは、ハスクバーナの「Svartpilen(スヴァルトピレン)801」。なんだかんだで、ハスクバーナの車両に試乗するのは初めての機会です。

ハスクバーナ「スヴァルトピレン 801」とレーシングライダーの石塚健選手
ハスクバーナ「スヴァルトピレン 801」とレーシングライダーの石塚健選手

 スヴァルトピレン801は、ハスクバーナのネイキッドラインナップを拡充する最新モデル。優れた汎用性とパフォーマンスに、ストリートで映えるスタイルを兼ね備えています。

 コンパクトでパワフルな799ccの新型パラレルツインエンジンにバランスの取れたチューブラーフレーム(中空)、考え抜かれた安全性や快適性の組み合わせにより、魅力的なライディングが実現されています。

 サスペンションは前後にWP製 調整機能付きのサスペンションが装備され、都会で目を引く存在感が魅力的。799ccにしてはコンパクトな印象で、必要最低限のミニマムな感じのデザインと高品質な素材感が個人的には刺さりまくりの1台でした!

 横にせり出ているラジエーターカバーも、特徴的なデザインでお気に入りです。

 先ずは足つきチェックから。車高820mmの僕(身長165cm)が跨ると踵が少々浮いてしまいますが、支える分には問題ありません。

ハスクバーナ「スヴァルトピレン 801」の足着き(身長165cm)
ハスクバーナ「スヴァルトピレン 801」の足着き(身長165cm)

 車高はやや高めの部類に入る気がしますが、つま先を付くか片足で支えれば車重181㎏はそれほど重くなく、重心も低く設計されているため、立ちゴケしそうという不安は少ないと思います。

 それでは走行していきましょう。まずポジションがとっても楽。やや高めで幅広なフラットバーハンドルが、リラックスした姿勢でのライディングを可能にしてくれ、丸型のミラーも後方が確認しやすい印象です。

 そして流石800ccという感じで、アクセルをあけると出だしの駆け出す力が強く、中々のトルク感です。

 さらにアクセルレスポンスは、かなりスムーズで扱いやすい! これだけ加速してくれれば、町中で不満に思うこともない上に、合流や坂道でもスイスイです。

 エンジン音は低回転域では割と落ち着いたサウンドですが、アクセルを回すにつれて太く、力強いサウンドへと変化していき、パワー感も相まってゾクゾクとくる感覚でした!

ハスクバーナ「スヴァルトピレン 801」の太いサウンドとスムーズな加速感を楽しみながら走行する石塚健選手
ハスクバーナ「スヴァルトピレン 801」の太いサウンドとスムーズな加速感を楽しみながら走行する石塚健選手

 コーナーはめちゃくちゃ軽快という訳ではありませんが、排気量にしては間違いなく軽快で、安定性が高くバランスが取れているという印象。

 足回りは前後ともに装備されたWP製のサスペンションが、程よい硬さを感じさせてくれ、少々荒れた道路でもしっかりと衝撃を吸収してくれました。

 やはりグランプリ等で培ったノウハウが活かされているサスペンションは違うなと、改めて実感。

 そしてこのバイクにはライディングモードが「レイン」「ストリート」「スポーツ」の3パターンから設定可能で、スポーツモードで走行すると、スロットルレスポンスが若干向上し、よりダイレクトな加速感が得られます。

 操作感がダイレクトで、乗っていて楽しいバイクでした!

 個人的に感じた欠点を強いて言うのであれば、ギアが固いというところ。また時々ニュートラルに入れるのに手こずるタイミングがあったので、丁寧かつしっかりとクラッチを握り、確実なシフトチェンジを行うよう意識する必要があるかもしれません。

 ということで、今回ご紹介したスヴァルトピレン801の価格(消費税込)は、145万9000円。カラーは車体のデザインにマッチした、落ち着いたダークカラーの1色です!

 気になった方は、ぜひ実車を見て、跨って、試乗してみてくださいね! それでは。

【画像】パワフルながらも扱いやすいバランスの良さが魅力!ハスクバーナ「スヴァルトピレン801」の走りを楽しむレーシングライダーの石塚健選手を画像で見る(10枚)

画像ギャラリー

Writer: 石塚健

(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。
2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。

編集部からのおすすめ

レッドバロンは全国どこでも同じ高い品質! その裏側にある岡崎の拠点とは? 潜入取材で一部始終を見た【PR】

レッドバロンは全国どこでも同じ高い品質! その裏側にある岡崎の拠点とは? 潜入取材で一部始終を見た【PR】

最新記事