シャフトの回転方向を変える大事な「傘」?? シャフトドライブの必需品!!「ベベルギア」とは?

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「ベベルギア」についてです。

ベベル=傘型

 バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「ベベルギア」についてです。

1959年に「浅間火山レース」の250ccクラスで上位を独占した、ホンダ初の4気筒DOHCエンジンを搭載するレーシングマシン「RC160」。バルブの駆動にはカムギアトレインを採用しているためベベルギアが内蔵されています
1959年に「浅間火山レース」の250ccクラスで上位を独占した、ホンダ初の4気筒DOHCエンジンを搭載するレーシングマシン「RC160」。バルブの駆動にはカムギアトレインを採用しているためベベルギアが内蔵されています

 ベベルギアとは、回転する軸の先に傘型(ベベル)の歯車(ギア)がついていることから「ベベルギア」と呼ばれています。

 工作機械やクルマのデフなど、ベベルギア自体は幅広く使われていますが、バイク用語ではあまり馴染みがありません。

 しかし、傘型ギヤを組み合わせることで回転方向を変えられるのが特徴で、BMW Motorradやモトグッチなどのシャフトドライブを採用したモデルに広く採用されています。

 また、カワサキの「W650/800」や、1959年に「浅間火山レース」の250ccクラスで上位を独占した、ホンダ初の4気筒DOHCエンジンを搭載するレーシングマシン「RC160」、ドゥカティがカムギアトレーンを初採用した「グランスポルト100マリアンナ」(1955年)などでは、エンジンのカムチェーンの代わりにベベルギアを採用しています。

 エンジン右側、または左側に配置されたシャフトが内蔵されたカバーも特徴で、メカニカルな外観も魅力と言えます。

【画像】どんなバイクがある? エンジン内部にベベルギアを搭載するモデルを画像で見る(7枚)

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